焼肉を食べるときって、噛めば噛むほど脳に幸せ成分出てる感じがしますよね。お肉、最高ですよね!でも、翌日の胃もたれやメタボリックが心配で、食べ過ぎないようにセーブしちゃうことはありませんか?そんなアナタに朗報です。ジンギスカンなら大丈夫!
ラム肉には、脂肪を燃焼させる物質「カルニチン」が多量に含まれているんです。今ある脂も食べた脂も、「カルニチン」で全部なかったことに!? 今回は、そんなヘルシーなガッツリ飯。秋葉原でおいしいジンギスカンのお店を紹介します。
秋葉原駅の昭和通り口の前にある首都高下の信号を渡り、岩本町方面へ徒歩5分。オレンジ色の日よけ幕が目印の「北海道ジンギスカン 良夢」。路地にある小さなお店ですが、丸の内からこの店を目がけて来店する方や、接待で利用する方も多いとか。取材した日は月曜日でしたが、17時の開店前からオープンを待つサラリーマンがちらほら。これは期待が高まります!
今回は「ジンギスカン3000円コース」をオーダー。メニューは、
- 生ラム
- 塩ダレ生ラム
- 熟成味付生ラム
- 特上ロースステーキ(わさびで食べる)
- 知床どり
- 焼野菜の盛り合わせ
の6品が含まれています。
コースが始まると、女将が「ジンギスカンの焼き方わかる?」と気さくに声を掛けてくれました。初心者だと伝えると、
「焼肉と思って焼いちゃダメよ!」
と、女将によるジンギスカンの焼き方指南がはじまりました。
女将曰く、ここではどのお客さんも、初めて来たらぜひ焼き方を聞いてほしいとのこと。知っていましたか?焼き方によって、肉も野菜も大きく変わるんです。ここでは少しだけ紹介しますが、くわしく皆さんがお店に行って指南を受けて、絶品のラム肉を食べてみてください。
女将に焼いてもらったラム肉は、クセもなくジューシーでした。ラムらしい歯ごたえある厚い肉なのに、不思議と重みがなくて、何枚でも食べられそうです。そしてお野菜は、シャキシャキしているのにとっても甘い!特に私はピーマンと人参のあまりの甘さに感動しました。もっとたくさん食べたくて仕方ありませんでした。
知床どりも、皮がパリパリなのに中身はジューシーで柔らかで最高においしかったです。わさびで食べるステーキも、お肉がおいしいことはさることながら、わさびが鼻にツンと来ることがなく爽やかでした。ラム肉だけに留まらない隙のないこだわり。
お腹にはちょうどいいボリュームなのに、思わず「おかわり」と言いたくなる品ばかり。私はこのとき、再びの来店を心に誓いました。もちろん、このおいしさの秘密は「焼き方」だけではありません。
北海道から直送のラム肉は、1日ぶんか2日ぶん程度しか仕入れないという鮮度の徹底ぶり。炭も選びに選んで、遠く大阪から仕入れているそう。そこまでしているなら当然というべきか、タレは自家製。なんとこのお店、北海道から来た方ですら、北海道で食べるより安くておいしいと唸るそう。でも、この「こだわり」を知るとそれも想像に難くないですよね。
ジンギスカンと一緒に食べたいのが「厚焼き卵」(590円)。作り置きは一切なく、すべて注文を受けてから調理します。できたてとあって、ふっわふわのほっかほか。関東風の優しいほっとする味付けでした。あまりのおいしさに厨房のご主人に話を聞いたところ、以前は板前をやっていてこのお店も昭和60年の創業当時は和食店だったそうです。なるほど、板場とカウンター席があるのもその名残なんですね。カウンターやてっきり一人ジンギスカン対応席だと、深く考えていませんでした(笑)。
しかしお肉にも、一品料理にもこだわりがあって隙がありません。そういえば、最初に頼んだ生ビールも、泡がきめ細やかで抜群においしかった。ああ!カウンターの上にありました!「キリン・ドラフトマスターズ・スクール」の修了証がっ!!従業員全員が必ずキリンへ講習を受けに行くんだそうです。
でもそれだけビールに力を注いでいるのに、女将がお勧めする一度飲んでほしいドリンクは、なんとワイン。北海道のワイン専門店からジンギスカンに合うワインを厳選して仕入れているんだとか。もちろん品質管理は徹底しています。ワインは取材の都合でいただけませんでしたが、次にお店に行くときは忘れずオーダーしたいです。
ぜひ皆さんも、秋葉原出かけたときは名物女将に会いに行ってください。必ず実感できる「こだわり」に惚れ込むこと間違いなしですよ!
北海道ジンギスカン良夢
住所:東京都千代田区岩本町3-10-12岩本町駅前ビル 1F
TEL:050-5872-8375
営業時間:11時30分〜14時、17時〜23時(土曜日は17時〜22時)
定休日:日祝日
URL:http://r.gnavi.co.jp/9ksudny50000/(ぐるなび)