『World of Warships』推奨PC8モデルをBTOでさらに強化しよう

2016年05月12日 11時00分更新

文● 佐藤ポン、加藤勝明 イラスト●村正みかど 編集●ASCII.jp編集部

【FRONTIER】超高速SSDの品揃えが豊富

【GBシリーズ】GTX750Ti搭載 WoWS推奨PC
直販価格11万9800円(税別)

ディスプレーはオプションです

 「GeForce GTX 750Ti」に「Core i5-6500」、さらに250GBのSSDというWoWSのようなフリーtoプレイのゲームをフルHD解像度で遊ぶことに特化したような構成が特徴のマシン。だが本モデルはBTOのチョイスで超ハイエンドPCに化けるポテンシャルを秘めている。

 まずBTOで目をひくのがSSDの選択肢の多さだ。ゲームのビッグタイトル中心に遊ぶなら500GB(以上)クラスのSSDがオススメだが、さらにファイルコピー速度やクリエイティブ系作業(特に動画編集)の高速化を狙うなら、PCI-Expressに直結するタイプのSSDも追加しよう。人気のサムスン製の「950Pro」もよいが、容量と信頼性重視ならインテルのM.2版「SSD750」がオススメだ。それなりに値段も張るが、エンタープライズ向けSSDの信頼性は何事にも代えがたい安心感となる。

 グラフィックスカードの選択肢も豊富だ。標準構成の「GeForce GTX 750Ti」はWoWSには十分だが負荷が高い3Dゲームには不向き(フルHDでは動作困難)なため、腰を据えてゲームに挑むなら「GeForce GTX 960」以上がオススメ。本モデルのBTOはGeForce GTX 970/980/980Tiの3種類については、2枚同時に使う“SLI”構成も選択可能になっている。

 「GeForce GTX 980Ti」の2枚挿しなら4K液晶でのゲームも視野に入れられるスペックになるが、SLIは非対応ゲームもあるため上級者向けのオプションと考えるべきだろう。インテル Z170チップセットを採用するため、CPUを「Core i5-6600K」または「Core i7-6700K」にすることで、オーバークロックにも挑戦できる。ただその際はCPUクーラーも忘れずグレードアップさせておこう。特にダブルファン搭載の大型水冷がオススメだ。

「Core i7-6700K」のオーバークロックにも挑むなら、冷却力の高い水冷クーラーは必須。特にオススメはENERMAX製「LIQMAX II 120S」。ラジエーター部を2基のファンで挟むことで、放熱効率を稼ぐデザインだ

BTO可能項目
CPU 【標準】インテル Core i5-6500
インテル Core i5-6600K
インテル Core i7-6700/6700K
メモリー 【標準】DDR4-2133 4GB×2
DDR4-2133 8GB×2/8GB×4/16GB×1/16GB×2/16GB×4
グラフィックス 【標準】GeForce GTX 750Ti
GeForce GTX 950~980Ti
GeForce GTX 970~980Ti×2(SLI構成)
SSD 【標準】SSD 250GB
各社 SSD 500GB~1TB
各社 M.2 SSD 250~512GB
インテル U.2 SSD 400GB~1.2TB
増設HDD1 【標準】なし
各社 HDD 500GB~6TB
各社 SSD 240GB~1TB
増設HDD2 【標準】なし
各社 HDD 500GB~6TB
各社 SSD 240GB~1TB
増設HDD3 【標準】なし
各社 HDD 500GB~6TB
各社 SSD 240GB~1TB
光学ドライブ 【標準】DVDスーパーマルチ
各社 BD-Rドライブ
CPUクーラー 【標準】リファレンスクーラー
各社空冷/水冷クーラー
電源 【標準】850W(80PLUS GOLD)
1000W(80PLUS PLATINUM)
OS 【標準】Windows 10 Home(64bit版)
Windows 10 Pro(64bit版)

【LEVEL∞】タフな戦艦はタフなPCで操りたい

Lev-R017-i7-TM-WoWs
直販価格13万4980円(税別)

 いちど見たら忘れられないソリッドなデザインが印象的なLEVEL∞のWoWS推奨PCも、チップセットがオーバークロック対応の「インテル Z170」を採用している。標準構成の「Core i7-6700」でも性能は十分すぎるほど高いが、「Core i7-6700K」を選択することでオーバークロックという楽しみ方もプラスできる。もちろんCPUクーラーも忘れずにグレードアップしておこう。

 GPUも標準構成で「GeForce GTX 970」と強力なので、標準状態にもう1ヵ所手を入れるとすれば、SSDを追加して起動を高速化することだ。SSDの最大容量は512GBと、他社のBTOメニューに比べると選択できる容量が少ない。またSSDはPCI-Express直結のM.2 SSDも組み込み可能だ。

 BTOの選択肢こそ少なめだが、全体にお買い得感が高く実用性の高いものに厳選されているのがLEVEL∞のBTOシステムの特徴。極端な構成にならないということは、どう選んでもバランスがとれるという意味でもある。

PCI-Express x2接続のSSDとして用意されているプレクスター製「M6e」。256GBまたは512GBモデルの2種類から選択できる。ファイルコピー速度重視なら迷わず選びたい

BTO可能項目
CPU 【標準】インテル Core i7-6700
インテル Core i7-6700K
メモリー 【標準】DDR4-2133 4GB×2
DDR4-2133 8GB×2/8GB×4
グラフィックス 【標準】GeForce GTX 970
GeForce GTX 980/980Ti
SSD 【標準】なし
M.2 SSD 256GB/512GB
HDD 【標準】1TB
各社 HDD 1TB~2TB
各社 SSD 120GB~512GB
増設HDD 【標準】なし
各社 HDD 1TB~4TB
光学ドライブ 【標準】DVDスーパーマルチ
各社 BD-Rドライブ
CPUクーラー 【標準】リファレンスクーラー
各社 空冷/水冷クーラー
電源 【標準】500W(80PLUS SILVER)
500W~850W(80PLUS GOLD~PLATINUM)
OS 【標準】Windows 10 Home(64bit版)
Windows 10 Pro(64bit版)
この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう