『World of Warships』推奨PC8モデルをBTOでさらに強化しよう
WoWS推奨PCのBTO項目とオススメのBTOチョイスをチェック！
WoWS推奨PCのゲームプレイに関係する大まかな強化ポイントを列挙してみたが、ブランドによってはさらにゲーミングマウスや液晶ディスプレーといった周辺機器も追加できる製品もある。そのすべてを網羅することはできないが、今回8ブランドから登場したWoWS推奨PCについて、BTO可能なポイントおよび筆者なりのオススメ強化項目を紹介する。なお、BTOで構成を変更すると価格も変わるため、必ず購入前に価格を再確認しよう。
【オリオスペック】ケースの塗装にもこだわる！
QUIESPEC Gamer's MINI M1【World of Warships推奨モデル】
直販価格 16万9800円（税別）
コンパクトなアルミ製ボディーが印象的な オリオスペックのWoWS推奨PCのBTOは、特にCPUとストレージの選択肢にポイントがある。
CPUは「Core i5-6600」と「Core i7-6700」がオススメの強化ポイントだが、小型のケースと相性の良い低消費電力版CPU（Core i5-6600TとCore i7-6700T）が選択できる点がおもしろい。マザーはCPUのオーバークロックに対応するインテル Z170チップセット搭載品が選択できるが、CPUに“K”付きモデルが用意されていないため、オーバークロックというよりもサウンド機能を強化したい時に使うオプションだ。
そしてストレージは2.5インチは最大2TBのSSDを、3.5インチは最大8TBの超大容量HDDか最大3TBのエンタープライズ向けHDDが選択できる。光学ドライブは標準で搭載しないので、万が一の時のためにスロットイン式のDVDマルチドライブを追加するのがオススメだ。
さらに本モデルには他ブランドにはない“ケースの塗装”オプションも用意されているのも見逃せない。標準のPCケースはシルバーまたはブラックだが、航空母艦をイメージしたカスタムPCケースも選択できる。オリジナルカラーリングは追加2万1600円とちょっと値が張るものの、WoWSファン、もっと言えば軍艦ファンなら絶対に欲しくなる１台になるはず。
オリオスペックのみ、ケースを特別仕様にするオプションを提供。空母の甲板を模した天板が実におもしろい。空母識別用のマーキング（赤城なら“ア”、瑞鶴なら“ス”など）が指定できないことだけが残念
| BTO可能項目 | |
|---|---|
| CPU | 【標準】インテル Core i5-6400 インテル Core i5-6500/6600/6600T インテル Core i7-6700/6700T |
| マザーボード | 【標準】ASUS H110I-PLIS ASUS Z170I PRO GAMING |
| メモリー | 【標準】DDR4-2133 4GB×2 DDR4-2133 8GB×2 |
| グラフィックス | 【標準】GeForce GTX 960 GeForce GTX 970 |
| 2.5インチストレージ | 【標準】SSD 240GB 各社 SSD 180GB～2TB HDD 5400回転 500GB～1TB |
| 3.5インチストレージ | 【標準】なし 各社 HDD 1TB～8TB |
| 光学ドライブ | 【標準】なし スロットインDVDマルチ 各社 スロットインBD-R |
| OS | 【標準】なし Windows 10 Home（32/64bit版） Windows 10 Pro（32/64bit版） Windows 8.1（32/64bit版） Windows 8.1 Pro（32/64bit版） Windows 7 Pro（64bit版） |
| カラーリング | 【標準】シルバーまたはブラック WoWSオリジナルカラーリング |
【GALLERIA】トリプルSSDも冷却重視構成もお好み次第
ガレリア ワールドオブウォーシップス XF
直販価格 14万9980円（税別）
GALLERIA（サードウェーブ）の「ガレリア ワールドオブウォーシップス XF」のBTO項目は自作PCのパーツを選ぶがごとく細かい。CPUの選択はもちろんだが、メモリーは人気のセンチュリーマイクロ製のモジュールを選べたり、SSDもインテル、東芝、Crucial、サムスンと定番メーカーの人気モデルをラインアップ。
標準で2TB HDDが搭載されるHDD用ベイには、より大容量のHDDのほかにSSDに交換することもできる。多量のRAW画像や動画を貯めこむためにHDDを3台搭載することもできるし、起動用SSDも含めて合計4台のSSDを搭載する贅沢な構成も選択可能だ。
GPUは「GeForce GTX 970」のみだが、予算追加でGPUがオーバークロックされたGTX 970も選択可能。標準構成でも特別に強化すべきポイントのない優秀なPCだが、あえてゲームの快適さを追求するならオーバークロック版GeForce GTX 970を選択するのがオススメだ。
基本構成のバランスが非常によいため、あえてBTOしなくても良いが、ワンポイント加えるのであれば、GPUをオーバークロック仕様にすること。Palit製の「GeForce GTX 970 4GB Jetstream OC」にすればさらに描画性能が向上するほか、静音性も大幅に改善する
| BTO可能項目 | |
|---|---|
| CPU | 【標準】インテル Core i5-6700 インテル ンテル Core i5-6400/6500/6500T/6600/6600K インテル Core i7-6700K |
| メモリー | 【標準】DDR4-2133 4GB×2 DDR4-2133 4GB×1/8GB×2/8GB×4/16GB×2/16GB×4 |
| グラフィック | 【標準】GeForce GTX 970 GeForce GTX 970（オーバークロックモデル） |
| SSD | 【標準】SSD 250GB 各社 SSD 180GB～1TB SSDなし |
| HDD | 【標準】2TB 各社 HDD 500GB～6TB 各社 SSD 180GB～1TB |
| 増設HDD2 | 【標準】なし 各社 HDD/SSD（上記参照） |
| 増設HDD3 | 【標準】なし 各社 HDD/SSD（上記参照） |
| 光学ドライブ | 【標準】なし DVDスーパーマルチ DVD-ROMドライブ BD-Rドライブ |
| サウンド | 【標準】オンボード 各社サウンドボード |
| 電源 | 【標準】500W（80PLUS BRONZE） 各社 500W～1350W（80PLUS BRONZE～TITANIUM） |
| CPUクーラー | 【標準】リファレンスクーラー 各社 空冷/水冷クーラー |
| ケースファン | 【標準】12cm静音 12cm大風量/LEDファン 14cm静音ファン |
| PCケース | 【標準】スタンダードケース 各社 ATXケース（3種類） |
| OS | 【標準】Windows 10 Home（64bit版） Windows 10 Pro（64bit版） Windows 7 Pro（64bit版） |
【Sycom】憧れの「TITAN X」まで選択できる！
G-Master Mace H170-WoWs
直販価格 10万991円（税別）※4月28日現在
サイコムの「G-Master Mace H170-WoWs」の標準構成は「Core i5-6400」に「GeForce GTX 750Ti」。WoWSの動作条件を満たしつつ、コスパ的にベストなパーツで構成されている。WoWSを遊ぶ上ではパワー不足になり得る部分はないが、ほかのPCゲームも快適に遊びたいと考えるなら、CPUとグラフィックスの強化、SSDの追加を考慮すべきだろう。処理が重めのPCゲームの場合は「Core i5-6600」以上かCore i7、「GeForce GTX 960（VRAM 4GB）」以上、SSDは240GB以上がオススメだ。
本モデルのBTOもCPUからマザー、PCケースやCPUクーラーに至るまで自作PCのごとくパーツを指定できるところだが、何より注目なのはGPUの選択肢が非常に広いこと。定番の「GeForce GTX 960」はもちろんだが、現在最強のGeForceといえるオーバークロック版の「Geforce GTX 980Ti」はもとより、GeForceの頂点に立つ「GeForce GTX TITAN X」まで選択できることだ。
ある程度強力なGPUを選んだ場合は、それに見合う電源ユニットも選ばなければ決済できないという仕組みになっているので、初心者でも電源ユニットの出力不足で失敗する心配がない。ちなみに、マザーボードも変更可能になっているが、どれもインテル H170チップセットなので基本機能に違いはない。メーカーやカラーリングの好みで選ぶとよいだろう。
ゲームの描画を最大化したいなら「GeForce GTX TITAN X」より、その1ランク下のGTX 980Tiのオーバークロックモデル「GTX 980Ti GAMING 6G」がオススメ。クーラーが大型なのでGeForce GTX TITAN Xよりも性能を引き出せる。静音性の高いクーラーも魅力だ
| BTO可能項目 | |
|---|---|
| CPU | 【標準】インテル Core i5-6400 インテル Core i5-6500/6600/6600K インテル Core i7-6700/6700K |
| マザーボード | 【標準】ASUS H170-PRO 各社 インテル H170チップセット搭載マザー |
| メモリー | 【標準】DDR4-2133 4GB×2 DDR4-2133 8GB×2/8GB×4 |
| グラフィックス | 【標準】GeForce GTX 750Ti 各社 GeForce GTX 950～GTX 980Ti GeForce GTX TITAN X 各社 Radeon R7 370～R9 380 |
| ストレージ | 【標準】HDD 1TB 各社 HDD 500GB～2TB（RAID1オプションあり） 各社 SSD 128GB～1TB |
| 増設HDD2 | 【標準】なし 各社 HDD/SSD（上記参照） |
| 増設HDD3 | 【標準】なし 各社 HDD/SSD（上記参照） |
| 光学ドライブ | 【標準】DVDスーパーマルチ 各社 DVDスーパーマルチ 各社 BD-Rドライブ |
| 拡張ボード | 【標準】なし 各社サウンドボード 各社 TVチューナーボード その他 インターフェースボード |
| 電源 | 【標準】650W（80PLUS SILVER） 各社 550W～850W（80PLUS BRONZE～TITANIUM） |
| CPUクーラー | 【標準】リファレンスクーラー 各社 空冷/水冷クーラー |
| OS | 【標準】Windows 10 Home（64bit版） Windows 10 Pro（64bit版） Windows 8.1（64bit版） Windows 8.1 Pro（64bit版） Windows 7 Pro（64bit版） |
ASCII.jpの最新情報を購読しよう
