Chromecast Audioは、Bluetoothとは違うんだ!
前回はそのあたりを力説させていただきました。Chromecast Audioは、ネットワーク・オーディオ・プレイヤーなのであり、無線LANにつないで、ネットワーク上にある音源を再生するもの。Bluetoothは、スマートフォンのような端末と直接つないでスマートフォンの音を再生するもの。そこが決定的に違います。
その違いからくる実用上の利便性は、再生中に着信があろうが、ウェブのブラウズ中に動画の再生が始まろうが、それまで聴いていた音楽の再生が止まらないことだと感じました。ほかにもメリットはいくつかありますが、私がChromecast Audioを使う一番大きな理由はそれです。ホント快適。
ただ、そうしたメリットが活きるのは、Chromecast Audioに対応するサービスのみ。今のところGoogle Play Music、AWA、うたパスといった定額配信サービス、そしてNPR One、Tunin Radioといったネットラジオくらいしか対応していません。特に日本ではコンテンツが選べない。
それでもAndroidユーザーにはメリットが大きいと思います。アプリが対応していなくても、端末自体の音をストリーミングできるから。Chromecast Audioならではの使い勝手は得られなくても、最低でもBluetoothのようには使えるということです。
iPhoneなどiOS端末のユーザーの場合は、対応アプリがなければまったく使えませんが、先に挙げた定額配信サービスやネットラジオをよく聴くのなら、そのメリットを享受できます。
では、パソコンの場合はどうなのか? というのが今回の話です。