全日本ピクサー大好き連合のみなさん、ついにこの日がやってきた!
「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展」が3月5日(土)から東京都現代美術館で開催中。観覧料金は一般1500円。展示物は大きく5種類ある。
1.キャラクターや世界観の原型となる絵画(ドローイング)
2.絵コンテを並べたボード(ストーリーボード)
3.光と色彩と雰囲気を時系列で並べたボード(カラースクリプト)
4.マケット(粘土彫刻)
5.映像作品、インタビュー映像
1~4はピクサー作品を形づくるベースとなるもの。そして5は1~4をやってきた、アーティストたちの生の声だ。作品ごとに1~5が展示され、好きな作品の後ろ側にあるアーティストたちの息づかいがわかるようになっている。
「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」「インサイド・ヘッド」など人気作をつくりあげてきた原画や制作秘話が見られる一方、日本未公開の初期作品「アンドレとウォーリーB.の冒険」「ルクソー Jr.」なども初披露。
トイ・ストーリーをモチーフにしたアニメーション装置「ゾートロープ」なんかもあって見どころがいっぱいだ。
「トイ・ストーリー3」でハンカチを濡らし、涙が涸れはてたかと思いきや「インサイド・ヘッド」でふたたび号泣、3月12日公開の「アーロと少年」はバスタオルでも持っていくかと思っている記者が、ちょっと濃いレポートをお届けするぞ。
なお安田成美さんによる音声ガイドはたいへんよくできている。ディズニーランドみたいに楽しくなるので520円払うのがおすすめ。そしてこの記事に書かれた知識の大半は音声ガイドに教えてもらったものだ。それじゃ行ってみよ!
スタジオ設立30周年記念 ピクサー展
会期:3月5日(土)~5月29日(月)
会場:東京都現代美術館(東京都江東区三好4-1-1)
観覧料:一般1500円/高校・大学生1000円/小・中学生500円
※未就学児は無料
©Disney/Pixar