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T教授の「戦略的衝動買い」 ― 第359回

届いてビックリ! 想像を超えた大きさの「iPad Pro」を衝動買い!

2015年12月09日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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ペンでの入力の感覚など、まだ「便利」の境地には至らず……

 過去、筆者的には、iPadをはじめAndroidタブレットもSurfaceもモバイル環境での“生産性アップのための超軽量パソコン”という位置づけが大きなウェイトを占めていた。

 手書き入力ができて、キーボード関係をソフトウェア方式からハードウェア方式にアップグレードすれば、それはまさに従来以上に柔軟性に富んだモバイルPCだという思い込みがあった。

 しかし、実際に最新機種であり、サイズ的にもA4紙サイズに限りなく近いiPad Proを純正のペンシルで使ってみても、あくまでそれは「できる」であって「便利」の境地には入り込んでいない。

 あくまでペン先はガラス上を不自然な感覚で気持よく滑り過ぎて書いている感じだ。誰か、ちょっと鉛筆書きのように、指先がカリカリと摩擦を感じる液晶保護スクリーンを発売してくれないだろうか?

筆者愛用のソニー製電子ペーパー(中央)。ペンシル(右)も敗退。でも最強はやはり普通の大学ノートだ
筆者愛用のソニー製電子ペーパー(中央)にペンシル(右)も敗退。でも、最強はやはり普通の大学ノートだ

 iPad Proは従来のiPadとはケタ違いのスクリーンサイズを実現し、妥当な携帯重量、液晶上を滑るスタイラスとしては極めてマトモな手の感覚を提供してくれる。しかし、ネット接続やクラウド共有など、現在のタブレットが持っているパソコン時代の遺産をすべて忘れて、単に筆記するためだけなら、筆者が購入以来ずっと愛用しているソニーの電子ペーパーの方がはるかに優秀だし、紙と鉛筆の筆記感覚に近い。

 しかしそれとて、実際のツバメ大学ノートにアナログの筆記具で書く感覚と比較すれば、足元にも及ばいない、というのが偽わらざる気持ちだ。

 結局のところ筆者はiPad Proを、クラウド・オンラインストレージをバックに控え、大きなスクリーンサイズと128GBという大容量、超高解像度で極めて綺麗なカラー液晶を活かした「フォトストレージ」単機能モデルとして活用することに決めた。

デジタルカメラ用のフォトストレージとしてiPad Proを使う場合に必須となる「SDカードカメラリーダー」(左)。右側は次に必要そうなHDMI出力を実現する「Digital AV アダプタ」 デジタルカメラ用のフォトストレージとしてiPad Proを使う場合に必須となる「SDカードカメラリーダー」(左)。右側は次に必要そうなHDMI出力を実現する「Digital AV アダプタ」

 時にはメールも受信するだろうし、関連のウェブもサーフィンするかもしれないが、基本機能は収納した写真が綺麗に大きく見える「フォトストレージ」だ。 そうなれば、純正の「SDカードカメラリーダー」は必須アイテムとなる。

ちょっとクセはあるが……SDカードカメラリーダーがあればデジカメ画像データは簡単に読み込めて、iPad Proを128GBの高解像度液晶付きのフォトストレージとして便利に活用できる ちょっとクセはあるが……SDカードカメラリーダーがあればデジカメ画像データは簡単に読み込めて、iPad Proを128GBの高解像度液晶付きのフォトストレージとして便利に活用できる

 ところがこのSDカードカメラリーダーが“真面目一方で融通が効かない”ときている。何にも考えることなくデジカメで撮影したJPEG画像などをSDメモリーカードから一気に吸い上げられるのは、確かに極めてグッドだ。

 しかし、パソコンに保管している過去の画像やファイル名を適当に変更した画像などは確実に読み飛ばしてしまうことが多い。SDメモリーカードの中にあるべきデジタルカメラと同じ「DCIMフォルダ」内のファイル名が英数8文字のファイルしか写真と認めていないようだ。

 まあ、デジカメ用のSDメモリーカードリーダーなので、それで良いといえば良いのだが、iPhoneをはじめとしてスマホなどで撮影した写真ファイルまでもすべてシカトされるのは極めて残念だ。理屈は理屈だが、もう少し融通が効けばと思ってしまう。

 もちろん多少のアクセス・タイムラグさえ無視すればiCloudやDropboxなどのクラウドを活用することで問題はないのではあるが、そこはやはり128GBモデルを買ってしまったので目一杯活用したいと考えてしまう。

筆者は最初の熱が冷めてあまり使わなくなったが、テーブル上を回転して床に落っこちないように鉛筆芯ホルダー用のクリップを付けている。ペンシル自身も偏心構造のため、2~3回転がると回転が止まる構造になっているが、筆者はあまり信用していない 筆者は最初の熱が冷めてあまり使わなくなったが、テーブル上を回転して床に落っこちないように鉛筆芯ホルダー用のクリップを付けている。ペンシル自身も偏心構造のため、2~3回転がると回転が止まる構造になっているが、筆者はあまり信用していない

 そして最後はなんといってもペンシルだ。今では、筆者よりも書道を習っていたことのある嫁のほうが気に入ってしまった。

ペンシルというより筆にハマってしまった嫁にiPad Proを書道練習機として盗られてしまうのも時間の問題かも…… ペンシルというより筆にハマってしまった嫁にiPad Proを書道練習機として盗られてしまうのも時間の問題かも……

 あと何ヵ月もしない内に、初代iPadがラジオ体操専用機になったように、iPad Proが「書道専用練習機」になるのも時間の問題かもしれない。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:iPad Pro SIMフリー 128GB ゴールド

価格:Apple Storeにて12万8800円(税別)で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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