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ドコモ・auではLTEの実力が発揮できない?

LTE SIMフリーの罠に注意!? Surface 3のスペックを検証

2015年05月27日 12時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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Windowsタブレット「Surface 3」

 日本マイクロソフトは5月19日、10.8型タブレット「Surface 3」(4G LTE、SIMフリー)の国内販売を正式に発表した。以前から「日本市場向けに最適化した形での提供」を公言していたこともあり、人気の「Surface Pro 3」よりも小型の筐体ということで、気になっている人も多いだろう。

 この記事では現状判明している国内モデルの提供形態やスペックを確認し、Surface 3の特徴に迫っていきたい。

主なスペック
製品名 Surface 3
CPU Atom x7-Z8700(1.6GHz)
メインメモリー 2/4GB
ディスプレー(最大解像度) 10.8型(1920×1280ドット)、アスペクト比3:2、マルチタッチ対応
グラフィックス機能 Intel HD Graphics (CPU内蔵)
ストレージ 64/128GB SSD
光学式ドライブ -
通信機能 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac)
インターフェース USB 3.0端子、Micro USB端子、Mini DisplayPort、Bluetooth 4.0、ウェブカメラ(リア/フロント)
メディアスロット microSDメモリカード
テレビ機能 -
本体サイズ/重量 約幅267×奥行き187×高さ8.7mm/約622g
OS Windows 8.1 Update(64bit)
Windows 8.1 Pro Update(64bit)
オフィスソフト Office Premium プラス Office 365 サービス
主な付属品 -

国内版はLTE SIMフリーモデルのみ! ただし対応バンドに注意

 既報の通り、Surface 3のコンシューマー向け国内モデルはLTE SIMフリーモデルが提供され、Wi-Fi版は法人モデルのみと、かなり思い切った販売方法となった。海外ではLTEモデルは発表されていないため、世界初のLTEモデルという位置づけだ。

 個人向け販売はワイモバイルが取扱い、Y!mobile(ワイモバイルショップおよびワイモバイル取扱店)、Microsoft Store(オンラインストア)、量販店で購入できる。必ずしもワイモバイルとの回線契約は必須ではなく、本体のみの購入も可能だ。

発表会ではワイモバイルのSIMが差さっているのを確認できた

 ただし、気を付けたいのは対応バンド。国内で技術基準適合証明(技適)が取得されているのは、4G LTEではバンド1(2.1GHz)/3(1.7GHz)/8(900MHz)、3Gではバンド1(2.1GHz)/8(900MHz)のみと、SIMフリー端末としては少なめ。実はこれ、ソフトバンクモバイルおよびワイモバイルがサポートしている周波数帯だ。ハードウェアとしてはバンド7(2.6GHz)/20(800MHz)にも対応しているのだが、これらの周波数帯を利用する国内キャリアは存在しないため、うっかり使用して電波法違反に……という心配は一応しなくていい。

 むしろ大きな問題は、国内主要2キャリアのLTE帯で全力が発揮できないことにある。ドコモが使用するメインのLTE帯、いわゆるプラチナバンドのバンド19(800MHz)、auのバンド18(800MHz)に対応していないため、これら2社のSIMを差しても高速通信の恩恵を十分に受けられないのだ。いずれも日本独自のバンドであるため、対応が見送られたというのが正直なところだろうか。確かにSIMフリーではあるのだが、こうした問題には気を付ける必要があるだろう。

(次ページでは気になる価格やスペックを検証!

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