DirectX 11世代の描画エンジンによるリアルな表現やフレームレート60fpsの滑らか表示、4K解像度のサポートなど、コンシューマー機とはひと味違ったゲームの世界を満喫できるPCゲーム。
そんな注目・話題のPCゲームを快適にプレイするのに最適なPC自作の構成をお送りしていこう。
PCに内蔵する拡張機器が減少し、大容量SSDの低価格化やNASの普及などにより、PC自作の主流は省スペースになっている。
パーツメーカーも力を入れており、カード長がMini-ITXと同じ170mmに収まっているビデオカードや、省スペースなキューブ型PCケースなどが続々と登場している。ただ、170mmタイプのビデオカードで組んでしまうと、どうしてもビデオカードをアップグレードする際のハードルが高くなってしまうもの。
AMD、NVIDIAともに、夏頃に新たなGPUを投入する気配が濃厚なのを考えると、ある程度カード長に余裕があるPCケースで組むのがグッドだろう。
というわけで、今回は省スペース性を維持しつつ、300mm程度のカード長となるハイエンドビデオカードを搭載でき、PC自作初心者にも組みやすいパーツ構成をチョイス。
今年も目白押しになっている注目・話題のゲームを最高描画で快適に遊べるゲーミングPCを組んでいこう。
GTAVだけじゃない!
注目ゲームが盛りだくさん
今最も注目のPCゲームと言えばコンシューマ版からグラフィックスが大幅に強化され、まさに最強仕様となっているPC版「グランド・セフト・オートV」(GTAV)だろう。当然、今回のゲーミングPC構成のメインターゲットで、高描画設定でのパフォーマンスには、乞うご期待だ。
さらにDirectX 11で描かれた新たな「ファイナルファンタジーXIV」の世界が楽しみな6月23日発売の拡張パック「蒼天のイシュガルド」(FFXIV: 蒼天)、プレオーダーパッケージを購入するとクローズドベータテスト参加権が付与される海戦バトルアクション「ワールド オブ ウォーシップ」。
そして「スターウォーズ」ファンを唸らせる実写と見間違えるほどリアルなトレイラーが公開された「スターウォーズ バトルフロント」(2015年11月予定)など、ハイエンドビデオカードが欲しくなるゲームが目白押しになっている。
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