このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

深厚のWindows使いこなしテクニック 第20回

より簡単にログインを! Windows 8.1のパスワードTips

2014年12月23日 12時00分更新

文● タトラエディット

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 PCの中に大切なデータが入っているときになど、かならず設定しておきたいのがパスワード。

 従来のWindowsではアカウントを設定時にパスワードを指定することができた。Windows 8以降では、MicrosoftアカウントをPCに設定することで、同社のウェブサービスと同じパスワードでログインできる。

 Microsoftアカウントにする利点は、ウェブサービスとPCのパスワードを共通にできること。仮にPCのパスワードを忘れたとしても、別の端末でMicrosoftアカウントのパスワードリセットをかけることで、復帰できたりするのだ。

 すでにローカルアカウントで利用している場合でも、Microsoftアカウントへ切り替えることが可能だ。

チャームバーを開き、[設定]→[PC設定の変更]→[アカウント]をクリック

チャームバーを開き、[設定]→[PC設定の変更]→[アカウント]をクリック

[お使いのアカウント]を選択し[Microsoftアカウントに関連付ける]をクリック

[お使いのアカウント]を選択し[Microsoftアカウントに関連付ける]をクリック

「現在のパスワード」を入力し、[次へ]をクリック

「現在のパスワード」を入力し、[次へ]をクリック

Microsoftアカウントとパスワードを入力し[次へ]をクリック。以後は画面にそって進めていけば移行が完了する

Microsoftアカウントとパスワードを入力し[次へ]をクリック。以後は画面にそって進めていけば移行が完了する

タブレットなら「ピクチャーパスワード」が便利

 Microsoftアカウントの利用が便利でも、毎回PCを起動する際に長いパスワードを入力するのは面倒だと感じる人もいるのでは?

 Windows 8以降では、ログインパスワードの代わりに簡易なパスワードを利用できるようにもなっている。

 タブレットなどタッチパネルを備えたマシンであれば、画像をなぞる軌跡をパスワードの代わりにする「ピクチャパスワード」が便利。

 上下左右方向のスワイプと、円状になぞる操作のみ利用可能だが、画像のどのあたりに触れているか、といった情報を登録することで他者がログインしようとすることを防げる。

「チャームバー」を表示し[設定]→[PC設定の変更]→[アカウント]を選択

「チャームバー」を表示し[設定]→[PC設定の変更]→[アカウント]を選択

[サインインオプション]を選択し、「ピクチャーパスワード」の[追加] をクリック

[サインインオプション]を選択し、「ピクチャーパスワード」の[追加] をクリック

パスワードを入力する

パスワードを入力する

画像を選択し[この画像を使う]をクリック

画像を選択し[この画像を使う]をクリック

ジェスチャを3つ設定する

ジェスチャを3つ設定する

[完了]をクリックすれば、以後はログイン時にジェスチャが必要となる

[完了]をクリックすれば、以後はログイン時にジェスチャが必要となる

暗証番号でログインできるようにする

 キーボードを備えたマシンでは、PINコードでのログインが便利。ただし、PINコードは4桁しか設定することができないため、突破されてしまう可能性が高くなる。

 もし、端末を紛失したときは別のマシンからMicrosoftアカウントのパスワードを変更するなどして対処しよう。パスワードを変更すると次回のログインはPINコードではなくMicrosoftアカウントのパスワードが要求されるようになる。

[サインインオプション]から「PIN」の[追加]をクリック

[サインインオプション]から「PIN」の[追加]をクリック

パスワードを入力

パスワードを入力

「PINの入力」「PINの確認入力」に4桁のコードを入力し[完了]をクリックする

「PINの入力」「PINの確認入力」に4桁のコードを入力し[完了]をクリックする

(次ページに続く、「スクリーンセーバー復帰時にパスワードを要求する」)

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン