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NUCの基板にあるSATAポートで2.5インチSSDを動かせるか?

2014年02月09日 16時00分更新

文● 伊藤 真広

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 2.5インチベイ搭載NUC「D34010WYKH」と「DN2820FYKH」が発売されて、ふと思った。旧モデルの「D54250WYK」と「D34010WYK」の基板にもSATAポートがあったはず。これを使えば旧モデルでも2.5インチのストレージが使えるのではないだろうか? さっそく実験してみよう。

2.5インチベイを備えたNUCの新モデル(写真左)。旧モデルよりも高さが12.5mm高くなったが、2.5インチの大容量HDDを搭載できるのは魅力

2.5インチ非対応NUCで
2.5インチドライブを使う

 2013年末に発売され大ヒットした、Haswell世代のCPUを搭載したインテルのNUCベアボーン「D54250WYK」と「D34010WYK」。内蔵グラフィック機能が「Intel HD Graphics 5000」になり、これまでのNUCと比べて格段に3D描画性能がアップし、「World of Tanks」などのゲームが比較的高い描画設定でも遊べるようになった。

Haswell搭載NUCの大本命「D54250WYK」。実売価格は4万6000円前後

 基本スペックは非常に高いこのNUCだが、いかんせん拡張ドライブはフルサイズのMini PCI Expressスロットが1つしかなく、mSATAのSSDも1枚しか搭載できない。最近のmSATA SSDは、500GBや1TBの大容量モデルが登場しているものの、そのぶん価格が高いため、多くの人は128GBや256GBを選んでいるはずだ。

 インターネットにメールといったビジネス用途であればそれだけの容量があれば問題ないが、動画ファイルを溜めたりするにはストレージ容量に不安が残る。USB接続の外付けHDDを使えば解決するが、あいにくNUCのUSB 3.0ポートは4つしかない。

 マウスとキーボードを接続したら残り2ポートしか残っておらず、HDD以外にも接続したい機器があるなんて場合は、とてもではないがHDDに回す余裕はなくなってしまう。

 しかし、諦めるのはまだ早い。「D54250WYK」の基板上には、公式ウェブサイトのスペック表にも記載されていないSATAポートとオスの電源ポートが存在している。

購入して、ワクワクしながら裏ブタを開けると、SATAポートと電源ポートが見える。電源コネクターはオスだし、果たして使えるのか?

 これを使えるようにすれば、SATAインターフェースの製品をもう1つ接続できるようになるはずだ。SATAポートは、ごく普通の形状なので、SATAケーブルを用意すればいい。問題は電源の供給だ。なぜなら、マザーボードにあるSATA電源コネクターはオスだからだ。

 一般的に各PCパーツの電源は、電源ユニットから伸びるケーブルを使うか、マザーボードやスロットから直接電力を供給する。そのため、市販されているSATAの電源ケーブルには、延長用のオス-メスや分岐用のオス-メス2口といったケーブルしかない。

 そこで、メス-メスのSATA電源ケーブルを自作しなければならない。手持ちのSATAケーブルを2本使って作るという方法もあるが、PC用アクセサリメーカーのアイネックスから、「SATA15ピン電源コネクタ」(型番:PA-040、実売価格300円前後)が発売されている。

アイネックスのSATA用電源延長ケーブル「PA-040」。秋葉原のパーツショップでも販売している店が少なく、入手にかなり苦労した

 また、手持ちにSATA電源ケーブルがない場合は「シリアルATA用電源延長ケーブル」(型番:WA-047SAB、実売価格500円前後)を購入すればいい。

筆者は手持ちのペリフェラル4ピンをSATAに変換するケーブルを使ったが、手元にない人は写真の「シリアルATA用電源延長ケーブル」を購入して使うといい。ちなみに長さはある程度あったほうが取り回しがラク

 作業は簡単、SATA用電源延長ケーブルのオス側をカット。カットした端の被覆を剥いたら「PA-040」のメスのコネクターに順番を間違わないように差し込めば、メス-メスのSATA電源ケーブルが完成。あとは接続して認識するかどうかチェックするだけだ。

ケーブルをカットして、被覆を剥いてメスのコネクターに順番どおりに突っ込むだけで、ケーブルは完成完成したケーブルを本体側のポートに接続して、SATAの機器をいろいろと接続して使えるかチェック

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