このページの本文へ

アマゾンにまたもスマホ開発報道 今度は3D

2013年05月13日 07時00分更新

文● 花田祐輔(HEW)/アスキークラウド

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 これまでもたびたびスマートフォン開発の噂が取り沙汰されてきた米アマゾン。先月にはマイクロソフトでWindows Phoneの開発に携わったチャーリー・キンデル氏を招へい。さらに「Siri」のような音声認識アプリを開発する企業を買収するなど、実に積極的な動きを見せている。そんなアマゾンに、またスマートフォンを含む端末を開発との報道がなされた。しかも、今度は3D端末だ。
 
 米Wall Street Journalが複数の関係者の話として報じたところによると、アマゾンが開発しているのは少なくとも2種類のスマートフォンと、オーディオストリーミング端末。Kindleシリーズにラインナップされる可能性があるという。さらに、スマートフォンのハイエンド機種については、メガネなしで3D映像が見られるものになるとのこと。画像がスマートフォンの画面上にホログラムのように浮き上がって表示され、どの角度からも立体的に見える。ユーザーは自分の目を動かすことでそれらを操作できるという。

 Wall Street Journalは、これらの端末のいくつかが今後数か月の間に発表される可能性があると報じている。アマゾンが、グーグルやアップル・iPadに対抗すべく、ハードウェア開発に注力しているのはほぼ間違いないと見ていいだろう。

3d

参考イメージ:3D Film Connectionの裸眼3Dタブレット「NEO3DO」トップページ

アスキークラウド最新号特集

『Amazon』翌日配達を発想する「利益無視」経営

asciicloud

「Amazonは今や単なる「便利なオンライン書店」ではない。1995年に創業したベンチャー企業は小売業の枠を超え、物流サービス、クラウドサービスも提供する売上高5兆円以上の巨大企業ら成長。「価格破壊」を武器にオンラインからオフラインまで業界を問わず成長しつつある。アマゾンはなぜ急成長できたのか? 迎え撃つ日本企業の動向にも迫った。

最新号の詳細はこちらから

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中