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Apple Geeks ― 第112回

「WWDC 2013チケットが2分で完売」が意味するもの

2013年04月26日 22時00分更新

文● 海上忍(@u_shinobu

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 本連載「Apple Geeks」は、Apple製ハードウェア/ソフトウェア、またこれらの中核をなすOS X/iOSに関する解説を、余すことなくお贈りする連載です(連載目次はこちら)。

 UNIX使い向けを始め、Apple関連テクノロジー情報を知りつくしたいユーザーに役立つ情報を提供します。

「2分間で売り切れ」の意味

 毎年6月に開催されているAppleの開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference」(WWDC)の前売りチケットが、発売早々完売となった。その時間はわずか2分、人気タレントのコンサートチケットもいかばかりかというスピードだ。

今年の「Worldwide Developers Conference」(WWDC)は、6月10日(米国時間)から開催される

 チケットの発行枚数は非公表だが、一説には5000枚とも6000枚ともいわれている。ちなみに、売り出しから完売までは2012年が約2時間、2011年は約10時間といわれているので、過熱といっていいレベルだ。

 2分間で売り切れたという事実からは、いくつかの結論が導き出せる。ひとつは、購入(希望)者のほぼ全員が、以前から正確な発売日時を把握しており狙いすまして購入したこと。もうひとつは、約16万円という高額なチケット代、渡航費や宿泊費など別途費用を含めると総額数十万円が「その価値がある(投資に見合う)」と考えていること。これは推測だが、インパクトある新技術・新製品が発表されるという大きな期待もあるに違いない。

 Google主催の開発者向けイベント「Google I/O」と比較するとおもしろい。こちらは3月13日から発売されたところ、約48分で完売。2012年は約20分だったそうだから、わずかながら落ち着きを見せている。Googleには「Google Glass」など話題の新技術があり、Appleには次期OS Xも控えていることから単純比較はできないが、あえて「Android vs iOS」という単純な構図に引き直して考えると、熱度はiOSのほうが高いのだろう。

約16万円もするWWDC 2013のチケットは、わずか2分で売り切れてしまった

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