10月10日、富士通はビッグデータを活用するための基盤を提供する「データ活用基盤サービス」を刷新し、「データ活用基盤サービス（スタンダード）」「データ活用基盤サービス（プレミアム）」として開始する。
データ活用基盤サービスは、大量のデータを収集、蓄積し、データ分析や将来予測を行なう基盤をサービスとして提供するもの。今回発表されたデータ活用基盤サービス（スタンダード）は、新規のシステム検証のトライアル利用やスモールスタートでコストを抑えたい小規模システム向け。ICTリソースに制限がかけられているほか、単一システムのみだが、サービス料金が月額32万円～と低廉だ。
「データ活用基盤サービス（プレミアム）」は、ビッグデータ活用に取り組む大規模システム向けに提供するもの。スタンダードの10倍の拡張性を持つほか、複数システムでの利用も可能になっている。サービス料金は、月額290万円～となる。
2種類のデータ活用基盤サービス
両者とも、基本サービスとなるプラットフォーム共通サービスとストレージサービスに加え、リレーショナルデータベース、複数イベント処理、並列分散処理などがオプションサービスとして構成されている。専用のサービスポータルから、迅速にサービスを立ち上げ、増設や縮小も容易になっている。
