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アタッシュケースのように開き、ツールレスでパーツ交換が可能

HP、世界初の液晶一体型ワークステーション「HP Z1」を発表

2012年02月15日 03時42分更新

文● ASCII.jp編集部

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ワークステーションのスペックを一体型機で実現した「HP Z1 Workstation」を紹介する米HPのJim Zafarana氏
HP Z1

 米ヒューレット・パッカード社は14日(現地時間)、ラスベガスで開催した発表会で、27型ワイド液晶ディスプレーを搭載した一体型ワークステーション「HP Z1 Workstation」を発表した。

 同社は2009年にタワー型筐体の「HP Z800/600/400」をリリース(関連記事)。その後、省スペース型の「HP Z200 SFF」やDreamColor Display採用のモバイルワークステーションなど、ラインアップを広げてきた。

 今回発表したHP Z1はZシリーズの最新モデルであり、同シリーズ初の一体型機となる。CPUはデュアルコアのCore i3-2120(3.3GHz)、クアッドコアのXeon E3-1245(3.3GHz)、Xeon E3-1280(3.5GHz)の選択が可能。また、最大32GBメモリー(DDR3 ECC/1600MHz)、HDDおよびSSDによるRAID構成、CPU内蔵グラフィックスのほか、NVIDIA Q500M/Q1000M/Q4000などが選べるなど、ワークステーションとしてのスペックを搭載する。

本体を寝かした状態で、内部にアクセスが可能

 ディスプレーは2560×1440ドットのIPS2液晶で、30bit対応。A-FRC技術(アクティブフレームレート制御)により、10億色を超える色の再現が可能だという。USB端子を合計11個(うち2つはUSB 3.0)を装備するほか、最大2台の2.5インチHDD(または1台の3.5インチHDD)、mini PCIeスロット×3、フルサイズのPCIe x16スロットを1つ装備する。スロットイン方式のBlu-ray Discドライブの選択やDispray Port経由で外部ディスプレーの追加など、拡張性も豊富だ。

HP Z800など同社のワークステーションで培ったツールレス機構を採用。見た目はさながらジェラルミン製のアタッシュケースだ背面。筐体の質感も高く好印象だ。Zシリーズの特徴である取っ手は本機ももちろん装備している

 Zシリーズの特徴であるツールレスでの内部アクセスは今回のモデルでも踏襲。液晶ディスプレー部の二重ヒンジを水平に倒した状態で内部を開くと、自動車のボンネットをメンテナンスするような雰囲気で、整然と並んだパーツを確認可能。電源を含むこれらのパーツは簡単に取り外しや交換が可能だ。

 音質面ではSRS Premium Sound Processing+2コーンのスピーカーは正面に向けて配置されており、背面や底部に向けた一般的な一体型機にはない配慮。ウェブカメラはフルHDでの撮影が可能。本体は静穏性にも配慮している。

省スペースなデュアルディスプレーといった用途提案も

 本体サイズは幅約66×奥行き41.9×高さ58.4cmで、スタンド部分を取り外し、VESAマウントに取り付けることも可能。米国での価格は1899ドルから。発売は4月を予定している。日本での発売時期・価格は未定。

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