「TK-FBP018」で取材が捗るのか?
ASCII.jpは報道媒体として、数多く開催される記者会見に行き、それを記事にすることが主な業務である。もちろん筆者も例に漏れず取材 に行っている。
今まで、会場ではメモ帳にボールペンで殴り書きのメモをしていたのだが、せっかくスマホを持ったんだから、スマホでメモを取ろうと思い出したのが2ヵ月ほど前。ちょうどGALAXY Sを所有して1年が経った頃だった(遅!)。だが、いざスマホでメモを取ろうとすると、狭い画面なのでタイプミスなどが非常に多く、ストレスが溜まってしまって結局はボールペンでの殴り書きに戻っていた。
そんなときに出会ったのが、エレコムから発売されているBluetoothキーボード「TK-FBP018」シリーズだ。以前、編集部内でiPad/iPhone用を使っている人がいたのだが、Android版がなかったのでしばらく忘れていた。だが、Android版が発売されたのを受け、さっそく買いに走った。カラバリはブラック、ホワイト、ピンクの3色だが、ここはあえてピンクをチョイス。なぜなら、GALAXY Sは黒なので派手な色が欲しかったからだ。なお、価格は実売で9000円ほど。
手書きでメモるのはメンドクサイ(字が汚いので読めないこともある)、かといってタブレットを持ち運ぶほどでもない、コードレスがいい、持ち運びが便利なものという、筆者のわがままを叶えてくれたのがこの「TK-FBP018PN」だ。数あるキーボードの中から、これを選んだ理由はズバリ!
折りたためるから
である。コンパクトなキーボードもあるが、それでもさすがに荷物になってしまう。折りたためれば、リュックのスペースを有効活用できるし、なんといってもパカっと開いて取り出せば「デキる男」と思われる(かもしれない)。取材などであちこちに行くため、デザインや性能よりは“持ち運びがラク”という部分にプライオリティーを置いた選び方をしている。
ここ数週間、常にリュックに入れて、いろんなところで活用した。使い勝手はまずまず。キーはパンタグラフ式なので、反応がダイレクトでキー入力がしやすい。普通のキーボードと同じ感覚で使えるのだ。やはり、この「打鍵している」感覚がないと、文字を入力した気にならないというもの。また、日本語65キー配列なのでキーの配置に多少慣れがいるが、キーの間隔が開きすぎず狭すぎずという絶妙なデザインなので爪が長い女性でもタイピングしやすいだろう。