ハンディカムと同じようなメニューを用意
ファインダーに表示されたメニュー。「サイバーショット」や「ハンディカム」などと同じだ
初見ではボタン類が多いと思ったが、全部が全部操作しなくてもいいことに気がつく。十字キー中央のボタンを押すとファインダーにメニュー画面が表示され、これを十字キーで操作することでほとんどの機能は利用できるからだ。
ファインダー下のダイヤルはユーザーが機能を割り当てることが可能。3Dの奥行きや明るさ、フォーカス、絞りなどを調整できる
側面のフタの中にはマイク、ヘッドフォン端子とHDMI出力、AVリモート端子、USB端子がある
正面から見て左側にメモリーカードスロット(メモリースティック PROデュオ/PRO-HGデュオ、SD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応)を搭載。本体にメモリーを内蔵していないので、メモリーカードは必須だ
双眼鏡としてだけなら、最低限操作するのはズームレバーとファインダー切り替えボタン(2D/3D)のみだし、動画/静止画撮影をするにしても、録画ボタン(または静止画撮影ボタン)と十字キーだけが操作できれば十分。動画/静止画モードの切り替えなどはメニューから選択すればいい。
もちろん、ボタンを使えばより迅速な操作が行なえる。最初はメニュー中心で操作して、慣れてきたらボタン操作を覚えてもいいだろう。
撮影モード(動画/静止画)の切り替えは、本体ボタン以外にメニューからも選択できる
3D撮影モードを選択している場合は、録画モードやフレームレート設定はグレーアウトして選べない
2D動画撮影時はプログレッシブ(60pまたは50p)とインターレース(60iまたは50i)を選択できる。ただし、プログレッシブで撮影した場合は保存できるメディアや再生できる機器が結構限られるので注意
2D動画撮影時の画質モード。インターレース時の最高画質は「FX」(約24Mbps)だが、プログレッシブ設定にすると最高画質は「PS」(約28Mbps)となる。下方には各モードで録画した動画がどのメディアに保存できるかが表示される
操作感は双眼鏡というよりはやはりビデオカメラに近い。メニュー自体は同社のデジカメ「サイバーショット」やビデオカメラ「ハンディカム」のものと共通のインターフェースで、どちらも使ったことがある筆者はマニュアルがなくても操作できるものだった。
ちなみに、本体にメモリーを内蔵していないので、動画や静止画を記録するにはメモリーカードが必須となる。