1組のスピーカー(+α)で7.1chサラウンド環境を実現するヤマハの省スペーススピーカー企画第2弾。今回は、奥さんの目が怖いアニメファン亭主兼総研研究員を助けるべく、自宅の書斎でアニメを堪能するためのミニマム環境を作る術を、AV評論家・鳥居一豊氏が伝授。そしてアニメ評論家・氷川竜介氏による特別講座も再び開講だ!
ミニ書斎でHDアニメを楽しむのは難しい!?
アスキー総研の研究員、中西氏は悩んでいた。
せっせとへそくりを貯めて、ミニ書斎用に念願の液晶テレビを買った。家族に邪魔されないプライベートスペースで、BDソフトもゲームも自由に楽しめるはず、だった。
中西 「それなのに、せっかく『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』を買ったのに、微妙に迫力が足りないような気がして。32V型じゃあサイズが小さいのかなあ。でもこれ以上、大きなサイズは置けないし……」
鳥居 「それは画面サイズが原因じゃない。そもそも、BDソフトや最新のゲームを楽しむなら、テレビだけで満足してちゃダメです」
中西 「やっぱ音ですか?」
鳥居 「当然。テレビの内蔵スピーカーは、テレビ放送の音を手軽に聞くためのもの。映画やアニメなど、良質のコンテンツを楽しむならば、音もHD化しないと」
中西 「音のHD化!?」
(C)2011 ビックウエスト/劇場版マクロスF製作委員会 (C)2011 NBGI