共同購入クーポンの検索サービス「クーポンジェイピー」を運営するシープジェイピーは3月1日、「共同購入クーポンサイト市場動向」を発表した。
共同クーポンサイト(155サイト)の2011年2月のクーポン販売総額は、前月比4%増の19億4841万円となり、緩やかながら販売金額は回復した。
個別の販売実績をみると、1位は「GROUPON」で同10%減の8億8202万4386円。通販系クーポンの掲載を極端に抑え、目立ったキャンペーンも行わなかったため、日単位では横ばい傾向が見られた。
2位は「ポンパレ」で同30%増の6億2153万6244円。クーポン掲載数の大幅強化とキャンペーンが功を奏し、過去最高だった2010年12月の販売金額を上回った。3位は「トクー!ポン」で同28%増の6943万2942円。引き続き好調な売り上げを背景に、対象エリアの拡大に力を入れている。
このほか、購買力が旺盛な東京圏よりも、エリアに特化した地域型クーポンサイトが堅実に販売金額を伸ばしている傾向も見受けられた。
■「共同購入クーポンサイト市場動向」 (http://cp4u.jp/pdf/coupon-jp_report_201102.pdf)