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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第142回

フリーズすると楽だけど……運ばれる猫の挙動

2010年03月05日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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再び大暴れの「大五郎」

小さなバッグに詰め込まれて連れてこられた「にーに」(2009年7月 パナソニック DMC-GH1)

小さなバッグに詰め込まれて連れてこられた「にーに」(2009年7月 パナソニック DMC-GH1)

 2009年に4ヵ月ほどうちで預かっていた「にーに」は比較的素直だった。にやの時代から使っているバッグで連れてこられたが、引き取られていくときはこんなこじゃれたケージに。今は溺愛されているそうな。

4ヵ月後、新しい飼い主も決まり、こじゃれたケージでもらわれていきました。よかったよかった(2009年11月 パナソニック DMC-GH1)

4ヵ月後、新しい飼い主も決まり、こじゃれたケージでもらわれていきました。よかったよかった(2009年11月 パナソニック DMC-GH1)

 で、今回突然こんな話を始めたのは、大五郎がまた暴れたから。耳の様子がおかしかったので病院へ連れて行ったのだ。

 そのときは久々だったので大暴れ。ショルダーバッグタイプに押し込んだら、無理矢理下から突き上げて、がっちり締めてあるファスナーをあけて無理矢理出てくる始末。

 これはあぶない、ということで、がっしりしたケージに拉致しなおして(冒頭写真)連れて行ったのである。

 何度か通って原因が判明。耳の中にダニがいたのでありました。

診察台の上ではどんな猫も静かなもの。たぶん、びびってフリーズしてるだけ。こういうとき、高感度で広角で小さなデジカメは便利(2010年2月 ソニー DSC-WX1)

診察台の上ではどんな猫も静かなもの。たぶん、びびってフリーズしてるだけ。こういうとき、高感度で広角で小さなデジカメは便利(2010年2月 ソニー DSC-WX1)

 それにしても、そんな猫も診察室へ入るとフリーズしておとなしく、されるがままになっちゃうんだよな。面白いものである。

 ちなみに「かふか」はというと、すぐパニクるわりにビビリなので、つかまえるとおとなしく連れていかれます。で、怖かったことはすぐに忘れて、廊下に置いてあるケージをカプセルホテルかなにかと間違えてるようです。

姿が見えないと思ったら、廊下に重ねておいたケージにちゃっかり収まってました。カプセルホテルみたい(2010年3月 ニコン D90)

姿が見えないと思ったら、廊下に重ねておいたケージにちゃっかり収まってました。カプセルホテルみたい(2010年3月 ニコン D90)


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は2010年3月12日掲載予定



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