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「鉄拳6」VS.「BAYONETTA」、秋葉原で勝利したのはどっち?

2009年10月29日 20時30分更新

文● 伊藤 真広

 人気3D対戦格闘ゲームシリーズの最新作「鉄拳6」と、「ビューティフルジョー」「デビルメイクライ」などの名だたる作品を作り出してきたプラチナ・ゲームスの最新作「BAYONETA- ベヨネッタ」が発売を迎えた。
 どちらのタイトルもPS3とXbox 360の2つのハードで発売されており、発売前から注目を集めていたタイトルということもあり、秋葉原のショップでは出勤通学前にソフトを購入していく人の姿が見られたとのこと。
 気になる売れ行き状況だが、取材で回っている秋葉原のショップではどちらも順調な売れ行きを見せていた。その中でも一歩抜け出していたのは激しいバレットアクションとセクシーな主人公が魅力的な「ベヨネッタ」となっていた。
 ショップスタッフに話を聞いてみたところ「うちの店ではPS3版だと『鉄拳6』のほうが出ていますけど、トータルの販売本数では『ベヨネッタ』のXbox360版が圧倒的に売れていますね」や「どちらも順調に販売していますが、勢いを感じるのは『ベヨネッタ」です』と話していた。

Xbox 360版が好調な動きを見せていた「ベヨネッタ」の価格は、PS3/Xbox360ともに7980円

まだまだ人気は健在「鉄拳6」

 「ベヨネッタ」に若干の遅れをとったものの、PS3のタイトルとしてはもっとも好調な動きを見せていたのが「鉄拳6」だ。同作品は94年にアーケードで第1作が登場して以来、セガの“バーチャファイター”シリーズとともに3D対戦格闘ゲームの牽引役を務めてきたといっても過言ではないタイトルだ。
 本作には、これまでの作品でもお馴染みの平八やシャオユウ、クマなどといったキャラクターたちが総勢40キャラも登場し、それぞれのキャラクターごとに多数の衣装が用意されているようだ。
 タイトルの発売と同日で、アーケード筐体のスティックタイプのコントローラーを発売するHORIからは、同タイトルモデルのPS3版「リアルアーケード Pro.3」とXbox360版「リアルアーケードPro.EX」も発売されていた。
 ショップスタッフによると「Xbox 360のユーザーさんはみんな『ベヨネッタ』に行っちゃいましたが、PS3ユーザーは『鉄拳6』に来ました。ハードとしての住み分けが本格的に進んでいることを実感する売れ方です」と話していた。

「鉄拳6」には、実力の近いものが自動的にマッチングされ対戦するRANKEDMATCHなどのオンライン機能も搭載されている。価格はPS3/Xbox 360ともに8379円

HORIのワイヤレススティックやアートブックなどが同梱された“コレクターズBOX”の価格は1万7829円で、PS3/Xbox 360双方に用意されていた

HORIのリアルアーケードは、PS3版が9800円、Xbox 360版が1万2800円。またソフマップアミューズメント館では、先週発売された「アーケードファイトスティック トーナメントエディション for Xbox 360」(1万7999円)も販売されていた

Wiiで初タイトルの“スパロボ”も登場!

 Wiiで“スパロボ”シリーズとしては初タイトルとなる「スーパーロボット大戦 NEO」が発売された。同作品には、これまでのシリーズに登場しているガンダム作品からは「機動武闘伝Gガンダム」のみが参戦となっていて、シリーズに初登場となっているタイトルは「獣神ライガー」や「熱血最強ゴウザウラー」、「疾風! アイアンリーガー」、「覇王大系リューナイト」の4作品を含む渋いラインナップの8作品となっている。
 戦闘シーンなどは、スパロボシリーズとしては珍しくポリゴンを使った3Dアニメを採用している。
 ショップスタッフに話を聞いてみたところ「スパロボ作品ということで、一定数は売れていますね。これが熱いファンのハートを掴んでいるシリーズの底力なんでしょうか」と話していた。

待望のスパロボ新作「スーパーロボット大戦 NEO」の価格は8379円

(次ページへ続く)

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