iPhone/iPod touchをビジネスに、パーソナルに活用するためのソフトが「Bento for iPhone and iPod touch」。Mac版「Bento 2」と連携して、外出先であらゆるデータを参照・入力できるのが強みだ。そのキホンを紹介しよう。
Bento for iPhone and iPod touch 価格:600円 開発元:米FileMaker社 カテゴリー:仕事効率化 サイズ:3.0MB (iTunes Storeで見る) |
Macと同期できる唯一のiPhone用データベース
「Bento for iPhone and iPod touch」は、Mac用個人向けデータベースソフト「Bento 2」のiPhone/iPod touch版。Mac版の操作性を踏襲したうえで、データの入力と閲覧という機能に特化した作りになっており、シンプルでわかりやすい使い勝手が特徴だ。
インターフェース
あらかじめ用意されているテンプレートを使うか、もしくはゼロからデータベースを作成し、データの入力や編集が可能。入力したデータは、電話番号をタップして直接電話をかけたり、撮った写真をデータベースに埋め込んだり、住所をタップして「マップ」を開いたりと、iPhone/iPod touchの諸機能とシームレスに連携する。
また、Mac版Bentoのデータを同期して使うこともできる。iPhone/iPod touch版のデータベースソフトはいくつかあるが、Mac上のデータベースソフトと同期できるものはほとんどない。Bentoなら、データベースの設計や今まで管理していたデータの登録はMac側で実行し、iPhone/iPod touchで日々のデータ入力や閲覧をする──といった使い分けが可能だ。
データベースというと難しく考えがちだが、例えば蔵書やCDのリストなども立派なデータベースだ。こうしたちょっとしたデータベースを作るのにBentoは最適。さらに、Bento 2で用意されていた買い物リストやメモ帳、To Do管理といったテンプレートは、iPhone/iPod touchという携帯端末で閲覧可能になったことで、使いやすさが増した。
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