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ファイルメーカー「Bento 3」発売 iPhoto連携に対応

2009年09月30日 12時00分更新

文● 広田稔/ASCII.jp編集部

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 ファイルメーカーは30日、個人向けデータベースソフト「Bento 3」を発売した。価格はシングルライセンスが5040円、5ライセンスのファミリーパックが1万290円。Bento 1/2のユーザーには、2000円分のQUOカードがもらえるアップグレードリベートオファーを期間限定で提供する。

Bento 3

Bento 3

 最新版では、Bentoの画面上から写真管理ソフト「iPhoto」のライブラリにアクセスできるようになった。iPhotoの写真をBentoのデータベースに登録すれば、フィールドやフォームを追加して、iPhoto以上に詳しい情報を整理しておける。例えば、商品を管理する場合、Bento上で項目を追加して価格を入力しておけば、あとから価格順で並べ替えるといった利用方法も可能になる。

 また、新たにグリッド表示にも対応した。グリッドは写真のサムネイルが並ぶという、iPhotoユーザーにはお馴染みの表示方法。各サムネイルの下には、見たい情報を表示しておけるので、例えば、商品写真/価格/型番をセットで一覧するといったことも可能だ。

グリッド表示

グリッド表示に対応した

 セキュリティー関連も強化しており、Bentoライブラリにパスワードロックをかけられるようになった。また、パスワードを入力しないとデータを表示できない「暗号化フィールド」の利用も可能になった。

 無線/有線LAN経由で、最大5人のBentoユーザーとBentoのライブラリを共有する機能が用意された。このほか、「私の休暇」「仕事の検索」「ワインコレクション」など、10種類のテンプレートを追加している。

 対応OSは、Mac OS X 10.5.7/10.6。対応機種はPowerPC G4(867MHz以上)/G5、Intel CPUを備えたMac。同社のウェブサイトにて、30日間試用できる無料評価版も配布している。


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