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iPhone版データベースの本命 「Bento」が登場

2009年05月07日 12時38分更新

文● 広田稔/ASCII.jp編集部

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 ファイルメーカーは7日、iPhone/iPod touchで使えるデータベースアプリ「Bento for iPhone and iPod touch」の提供を開始したと発表した(iTunes Storeで見る)。価格は600円。

Bento for iPhone and iPod touch。インターフェースは英語だが、日本語のデータベースの入力/閲覧も可能だ。写真はレシピのデータベース

 単体でデータベースの入力/閲覧ができるほか、Mac版の個人向けデータベースソフト「Bento 2」との同期にも対応したアプリ。主にMacのBento 2で作成したデータベースをiPhoneで持ち出し、出先で閲覧したり、簡単な入力を行なうという用途に向いている。

 iPhone版には25種類のテンプレートを用意。「Inventory」(在庫)、「Time Billing」(請求に関する情報)といったビジネス向けのものや、「Contacts」(連絡先)、「To Do Items」(To Do項目)、「Diet Log」(ダイエットの記録)、「Recipes」(レシピ)といったパーソナル用のものが利用できる。

 Bento 2との同期は無線LANを利用する。なお、同社のデータベースソフト「FileMaker」のデータベースとの同期機能は用意されていない。FileMakerのデータベースをiPhoneで入力/閲覧したい場合は、「FileMaker Server」の導入が必要だ。


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