どんどんふくらむ、はちきれそうだぁっ
「何が?」と真面目な顔でツっこまないように。「パソコンの将来と無限の未来に対する無限の期待感が」とか白々しく答えておこう。
常日頃、「パソコンは欲しいときが買い時」を持論にしているASCII.jp編集者にとっても、2009年は高速なPCに乗り換える絶好の機会だ。ひとつは、CPU自体の性能アップに加え、周辺機能の強化によってパソコンの基本性能が大幅に向上していること。
例えば、最新のインテル® Core™ 2 Duo プロセッサーを搭載したマシンの場合、3~4年前に主流だったインテル® Pentium™ M プロセッサー搭載機との比較で2倍近い性能差※があると言われている。さらに、Blu-ray Discドライブや大画面の薄型テレビとの接続に便利なHDMI端子も標準的な装備になりつつある。
もちろんデュアルコア以上のCPUや、Blu-ray Discのフルハイビジョン映像を滑らかに動かす再生支援機能を搭載するのも当たり前となっている。いまや「パソコンでハイビジョン映像」を扱うのはきわめて身近だ。
ノートパソコンの低価格化も進んでいる。Netbookなど単価が安いパソコンに注目が集まりがちだが、インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジーを採用した、ミッドレンジ以上の高性能なパソコンも全体的に価格が下がっている。メインノートとして不足ない性能を求めるという意味では、10万円台のA4ノートは非常に合理的な選択肢になっている。
さらに、5月からはWindows 7のRC版も提供開始となった。OSが変わるなら、そろそろパソコンも買い替えようかなと思い始めている読者もいるだろう。まずは「その選択は間違いないぞ」と全肯定しておこう。こうした世代の交代時期には少し先を考えてゆとりのあるスペックを選ぶのが有利だ。内蔵するHDDやメモリーの容量、インターフェースなども十分考慮しながら、快適な選択肢を考えたい。
……などと能書きをつらつらと書いてみたが、その性能はやはり体験してみるのが一番。最新かつ売れ筋のA4ノートパソコンの実力を見ていこう!
※ SysMark 2007 に基づいた性能/マルチタスク評価。インテル® プロセッサーを搭載した2009 年モデルの各種ノートブックPC およびデスクトップPC と、インテル® Pentium® M プロセッサーを搭載した2005 年モデルのノートブックPC、インテル® Pentium® プロセッサーを搭載した2005 年モデルのデスクトップPC でテストを実行。実際の結果はハードウェアやソフトウェアの構成によって異なります。詳細については、http://www.intel.co.jp/jp/performance/を参照してください。