“女神転生”シリーズの外伝的な位置づけで1996年にプレイステーション用として第1作が登場し、現在は独立したシリーズとしてのブランドを確立している「ペルソナ」がPSPで登場するということもあり、同作がこの日のメインになるであろうと予想されていた。が、今週に入り店舗への問い合わせが急増し、発売前日の段階でショップによっては入荷予定の限定版は予約販売分で完売してしまうという好スタートを切ったのは「とらドラ・ポータブル!」。
同作品は、記憶を失ってしまった竜児が記憶を取り戻しつつ、大河との関係を進展させていくアドベンチャーとなっている。
昼過ぎの段階で取材で回った全ての店舗で予約分の引渡しのみとなっており、一般販売分は売り切れとなっていた。限定版が売り切れていたためか、通常版の売れ行きも上々となっていたようで、一部の店舗では通常版の残りも少なくなっていた。
ショップスタッフによると「『ペルソナ』が動くかと思いきや『とらドラ!』が朝からものすごい勢いを見せました。昼前には、難民になった人が探し回る姿もありました」と話していた。
第1作のPSP移植版
「ペルソナ」発売
決して売れ行きが悪いわけではないが、「とらドラ!・ポータブル」の驚異的な売れ行きの影に入ってしまっていたのは、異形のものを実体化させる能力を持った主人公たちが、仲間たちと一緒に問題解決を目指すRPGシリーズ“ペルソナ”の第1弾を移植した「ペルソナ」のPSP版だ。
今回PSPで発売された「ペルソナ」では、ストーリーはそのままにサウンドが大幅アレンジされているほか、PSPならではの魅力的なムービーモードなどのシステムが追加されている。
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