ケータイネットのヘビーユーザーは、とにかくカネを使う。
モバイルサイトの構築、運用、コンテンツ制作を手がけるIMJモバイルが、「モバイルインターネット利用時間別のユーザー動向分析」と題した調査結果を発表した。調査期間は2009年2月9日から2月11日。有効回答数は500名。
それによると、1日にモバイルによるネット利用時間が1時間以上の「ヘビーユーザー」は、全体の約2割。10分~1時間未満の「ミドルユーザー」が全体の約4割、10分未満の「ライトユーザー」が全体の約4割となった。
注目したいのがヘビーユーザーだ。モバイルの目的はコミュニケーションよりも暇つぶし利用なのだそうだが、おもしろいのは「衝動買いをよくする」人が53%に上っている。
さらに、「値段をよく比較する」(63%)、「値段が高くても気に入れば買う」(39%)、「予定より多く買い物をしてしまう」(30%)という結果も出ており、ヘビーユーザーは、積極的に消費行動を取る人々だと言えそうだ。
また、ヘビーユーザーの中の22%は、モバイルコンテンツの利用料を、月に1000円以上支払っているという。ちなみにミドル/ライトユーザーの場合は、それぞれ13.7%という結果となった。
ヘビーユーザーはまた、情報感度も高い。複数回答可の「関心情報」アンケートでは、ヘビーユーザーはアンケート対象者全体に比べて軒並み関心度が高かった。
たくさん買うために情報を集めるのか、情報を集めているから欲しくなるのかは定かではないが(おそらく両方だろうが)、ここにも「2割で8割の法則」か?