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できるビジネスマンはいつもキーボードをキレイに!

スライムをグニュと押しつけてキーボード掃除

2009年02月26日 06時00分更新

文● 行正和義

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くりかえし利用可能だが、見た目的にはちょっと……

 このように万能とは言えないサイバークリーンだが、結構使えるのも確かである。普段からそれほど汚していないように思えるキーボードでも驚くほどゴミが付いているので、確実に清掃できていることがわかる。スライムに含まれる成分(エタノールなど)による除菌作用もあるとのことなので、どちらかといえば定期的に用いるのがよさそうだ。

 ちなみに元のパッケージに戻して乾燥を防ぐことで、複数回利用でき、コストパフォーマンス的にも優れている。ただしゴミや汚れを取り込んだあとに水洗いなどはできず、単純にゴミがスライム内部にどんどん溜め込まれていく一方なので、再利用した場合の見た目は正直美しくはない。パッケージには利用終了となるスライムの色の目安(当然元より黒ずんだ状態)が書かれているが、そこまで使う勇気はなかなか起きないのではないだろうか。

左の写真を見ればゴミがくっついている。でもこれはあくまでそれほど使い込んではいない状態。清掃対象の汚れ具合によってはグロテスクな状況になることも。使用不可になる目安がパッケージ裏に書かれている

 ともあれ、会社の机の上に置かれているキーボードが汚いと、なんだか使っている人までだらしない感じに見える。かといって、キートップを外してちまちまと掃除するのも面倒である。その点、サイバークリーンは1000円以下で買えるお手頃な価格なので、一度試してみて損はない商品と言えるだろう。

本家サイト

ちなみにサイバークリーンは元々スイスはJOKER AG/SAの製品。同社のサイトを見てみると「Slimy」なる名前の玩具が並んでいる。“スライム”と類似した玩具はヨーロッパにもあったようだ

「シリコンブラシ」もゴミがくっつく便利な製品

 ブロアーのようにホコリを吹き飛ばすタイプではなく、吸い付けるタイプの掃除グッズとして、サンワサプライの「シリコンブラシ」(924円)もなかなか便利な製品なので、併せて紹介しておこう。

 これは毛先が柔軟性のあるシリコンでできていてホコリを吸着してしまうというもので、ホコリが溜まったら水洗いできる。繊維と違って毛先がやや太いのでキートップの隙間の奥にはなかなか入り込みにくいが、キーボードをがしがしとブラッシングすると、驚くほどホコリがくっついてくる。

シリコンブラシ

ブラシ部にシリコンを用いることで、ほこりがくっついて散らかることがない

シリコンブラシにホコリが

こちらもあらかじめ予想しているより、遥かにたくさんほこりが付着しており、素直に驚かされる

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