パワーサポートの「アンチグレアフィルム for MacBook 13inch」
MacBookを「非ツルピカ」に アンチグレアフィルムを試す
2008年12月04日 12時00分更新
アルミ筐体を採用し、MacBook Proと見た目の差がほとんどなくなった新MacBook。GPU統合型のモバイルチップセット「GeForce 9400M」を採用し、グラフィックパフォーマンスも大幅に進化した。
個人的には、「Macにおける歴代のローエンドノートで最強にカッコよくてお得なマシンなのでは!?」と感じている。そして、その魅力にガツンとやられてしまった筆者は、思わず自腹で2.0GHzモデルを「今すぐ購入」してしまったわけだ。
その性能は、ほぼ期待通りだった。ウェブブラウズやメールチェック程度ならもちろん、体験版の「Adobe Photoshop CS4」を使った画像処理だってサクサク動く。正直、MacBookの前に使っていた、ひとつ前の15インチMacBook Pro(2.5GHz)とそう大した差のない活躍をしてくれている。しかもボディーは細部まで考え抜かれたデザインとくれば、「ホントにこれで15万でいいのか?」とも思ってしまう。
グレアパネルに耐えられませんでした……
しかし、そんなMacBookにも、どうしてもひとつ我慢ならないことがある。それは「グレアパネルの液晶ディスプレー」だっ!!
グレアパネルというのは、簡単に言えば光沢感のある液晶パネルのこと。画面をくっきりシャッキリ表示してくれるが、一方で天井の蛍光灯などが映り込みやすいというデメリットもある。また、人によっては、グレアパネルを長時間見続けていると疲れるという声も聞かれる。
実は筆者も「グレアパネル絶対反対派」で、Mac/Windowsマシンのどちらでもグレアパネルのノートを一度も買ったことがなかった。ぎらついている感じがどうも合わないのだ。今回のMacBookもグレアパネルだったため非常に悩んだが、「もしかして使ってみれば意外に慣れるかも」と可能性に賭けてみた。
だがっ……、やっぱりダメでしたっ……。というのも、うちの会社の天井は蛍光灯がズラっと並んでいて、MacBookの液晶ディスプレーをどう調節しても強い照り返しが目に入ってしまうのだ。その映り込みが目に負担をかけていたらしく、「何か最近目の奥が重い」と以前にはなかった疲れが出てきてしまった※。
というわけで前フリが長くなったが、ようやく主役である「アンチグレアフィルム」の登場だ。コイツを液晶ディスプレーの前に貼り付ければ、画面の映り込みを低減できるうえ、MacBookのビューティホーな画面を傷などから保護できるわけだ。今回は、過去にMacBookやiMacなど、数々のアンチグレアフィルムを手掛けてきたパワーサポートの「アンチグレアフィルム for MacBook 13inch」を試してみた(Apple Storeで見る)。早速、画面に貼り付け作業に取りかかろう!
※一応、誤解のないようにフォローしておくと、グレアパネルは「絶対悪」ではない。筆者も天井の蛍光灯が少ない自宅ではそう気にならなかった。また、目という人間側のインターフェースの性能は人それぞれなので、そもそも「グレアパネルで全然問題ないじゃん!」という人ももちろんいる。実際、ASCII.jp技術部にいるMacBookユーザーに筆者の苦労を伝えると、「グレアパネルでも目が疲れると思ったことないけどなー」とまったく意に介していないようだった。