プレイステーション3やXbox 360といったハイビジョン出力に対応した次世代ゲーム機で遊ぶなら、ハイビジョン解像度を持ったテレビを用意しておきたいところ。ただし、大画面薄型テレビで「フルHD」(1920×1080ドット)のタイプを選ぼうとすると、32インチ以上になってしまうのが現状だ。
ゲームファンの中には、「ハイビジョン画質でゲームを楽しみたい」「でも狭い部屋にそんなに大きなディスプレーは置きたくない」と考えている人も少なくない。そうしたニーズを満たしてくれるのがパソコン用の液晶ディスプレーで、ベンキュージャパンが30日に発売する「E2400HD」もこの種の製品である。
E2400HDのポイントは、4万9800円という実売価格と「16:9」のアスペクト比だ。今までパソコン用のフルHDディスプレーというと、1920×1200ドット/16:10のものが主流だったが、この解像度のディスプレーにゲームを映し出すと上下に黒帯が入ってしまっていた(ゲームに適したディスプレー選びはこちらの記事に詳しい)。E2400HDなら1920×1080ドット/16:9のパネルを採用しているので、全画面で表示できる。
もちろん入力端子にはDVI-DとD-Sub15ピンに加えてHDMIを用意しているので、次世代ゲーム機をつないでハイビジョンで遊ぶことが可能だ。