ベンキュージャパン(株)は18日、同社独自の画像補整技術「Senseye+photo」(センスアイフォト)を搭載した液晶ディスプレーの新製品として、24インチワイドWUXGA(1920×1200ドット)表示の「G2400W」を今月中旬に、20インチワイドWSXGA+(1680×1050ドット)表示の「G2000W」を12月下旬にそれぞれ発売すると発表した。価格はいずれもオープンプライスで、予想実売価格はG2400Wが6万円前後、G2000Wが3万5000円前後。
G2400Wは、HDMI端子を搭載し、1080pのフルハイビジョン映像を表示できるのが特徴。スピーカーは搭載していないがイヤホンジャックを搭載しており、HDMI接続時に直接ディスプレーから音声出力が可能だ。また、画像調整モードを搭載しており、1080p以外のコンテンツについては全画面/縦横比固定拡大/等倍表示の3種類の表示方法が選択可能だ。
コントラスト比は1000:1、輝度は250cd/m2、応答速度(白→黒→白)は5ms。視野角は上下左右ともに160度。チルト角は上21度/下5度に対応する。VESAマウントは100mm。
インターフェースはHDMIのほか、DVI-D(HDCP対応)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)を各1系統装備する。本体サイズは幅558×奥行き171×高さ443mm、重量は6.15kg。電源は内蔵ACアダプターを利用し、消費電力は最大55W(待機時1W)。
G2000Wは、G2400WからHDMI端子と画像調整モードを省略した20インチワイドWSXGA+表示モデル。表示解像度やサイズ以外の仕様はG2400Wと同等。本体サイズは幅473×奥行き162×高さ376mm、重量は4.07kg。最大消費電力は45W。