Wii Fit
メーカー：任天堂
ジャンル：フィットネス
価格：8800円
発売日：12月1日
ゼネラルプロデューサー：宮本 茂
今月1日に発売された、自宅で手軽にフィットネスが楽しめる任天堂(株)の「Wii Fit」。発売以来、店頭では飛ぶように売れており、入荷日には「Wii Fit」と「Wii」本体を持って、レジに並ぶ人でいっぱいな様子。なお、12月中旬現在でも品薄状況は変わっていないようだ。
マリオを作り上げた世界の宮本 茂氏が、「健康」をテーマに取り組んだ本作だが、いったい何ができるのか？ そしてその効果のほどは!? 日ごろ運動不足の編集部員たちが実際に体験してみた。
10月に開催されたカンファレンスで、実際にWii Fitをデモンストレーションしていた宮本氏
「Wii Fit」はWiiチャンネルのひとつとして追加できる。ほかのゲームソフトが本体に入っていても、体重や重心をはかる“からだ測定”ができるのだ
4種類のメニューからフィットネスを楽しめる
Wii Fitは、ゲームソフトのほかに、体重（BMI）・バランスを計測できる「バランスWiiボード」がセットになっており、ヨガ、筋トレ、有酸素運動とバランスゲームを楽しむことができる。
ヨガ、筋トレ、有酸素運動、バランスゲームの4項目を備える。それぞれの項目内にあるメニューをこなすことで、運動した時間として加算されていく。運動時間が貯金として増えていくことで、項目内の運動メニューが増えていくぞ
ヨガ
体を引き締める、姿勢を改善することに重点を置いたヨガのメニュー。伸ばしたい部分を意識しつつ、息を止めないことが大事だ
筋トレ
筋トレでは、主に自分の身体の部位を引き締めるメニューが備わっている。ただ力任せにやるのではなく、無理のないテンポで身体を痛めないようにやろう
有酸素運動
常に身体を動かしているようなメニューを備える有酸素運動。フープダンスは下半身も鍛えられるぞ
バランスゲーム
みんなでやる場合、一番白熱するのがコレ、バランスゲーム。ヘディングでは、ボールの代わりにスパイクシューズやパンダの頭も飛んでくる
Wii Fitで「Mii」を使って自分のキャラクターを作り、最大8人まで登録できる。「みんなの広場」では全員のデータがグラフで表示されるので、家族のデータを登録してプレイしていれば、進行状況や目標達成状況を競いあえる。ちょっと体重が増えてしまったときなど、「夜食を食べた」「食べ過ぎた」などの言い訳を入力することもでき、あとで生活態度について見直すこともできる。
自分に似せたMiiを作っておけば、より楽しむことができるぞ
BMIが急に増減している場合には言い訳を入力できる
実際のキャラクター登録作業では、身長と年齢を最初に入力する。その後、画面の指示に沿ってバランスWiiボードに乗り、体重計測・バランス計測をすれば完了だ。体重計測では、体重を身長の2乗（170cmなら1.7mとして）で割った「BMI指数」が表示される。バランスWiiボードのキャラクター「ウィーボ」が言うように、BMI指数が22に近づくように体重を絞っていくのが、目標のひとつだ。
計測後は身長と体重から割り出したBMI指数が表示される。とりあえずは22台が目標だ
もちろん体重を数字で表示することもできるぞ
なお、計測前には現在の服装も聞かれる。着ている服の総量が1kg以上2kg未満、あるいはそれ以上のときは、「その他」を選んで手動で設定しよう
体重計測後に行なわれる最初のバランス計測では、体を左右に傾けて青いラインに左右のバランスを合わせる「基本バランステスト」が行なわれる。30秒以内に5つの計測テストを終了できれば上出来だが、バランスを普段から意識していないと、タイムオーバーになってしまうだろう。
計測後はいよいよ年齢の発表だ！
ドラムロールとスポットライトの演出が入り、心配してしまうが……
初回計測から約2週間後の筆者のバランス年齢は26歳に！
ここで自分以外にも、周りにいた編集部員にも測ってもらった。基本デスクワークで、取材に出かけるときは重い荷物を背負っていく編集部員のバランス年齢は如何に!?
