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米国100万人のバイオバンク計画、NIHが実施3団体を発表

Antonio Regalado

2018年09月27日 11時27分更新

記事提供:MIT Technology Review

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米国人ボランティア100万人のゲノム解析プロジェクトを開始するにあたって、米国の適確医療(precision medicine)イニシアチブは、計2860万ドルを支給する3つの遺伝子シーケンシング・センターを決定した。

プロジェクトを運営する米国立衛生研究所(NIH:National Institute of Health)によると、「オール・オブ・アス(All of Us)」と呼ばれる今回の研究は、「米国の従来の研究の中で、最も野心的な生物医学的な取り組みの1つ」だという。研究では、プロジェクトに自分の遺伝子データを引き渡したあらゆる人種の100万人の健康・食生活・環境を追跡することになっている。これまでに11万人以上が登録済みだ。

米国人ボランティアのDNA解析は、取り合い必至の仕事だった。選定を勝ち取った団体は9月26日に発表された。テキサスのベイラー医科大学、マサチューセッツ州ケンブリッジのブロード研究所、シアトルのワシントン大学である。

企業で選ばれたのは、カリフォルニア州のカラー・ゲノミクス・オブ・バーリンゲーム(Color Genomics of Burlingame)1社だけだった。ケンブリッジのチームに参加し、普段、遺伝子検査事業の一環として実施しているDNA解読やレポート提供を手伝う予定だ。

そもそも、今回選定されたシーケンシング・センターは、やみくもに選ばれたわけではない。今回とまったく同じセンターが、20年前、ヒトゲノム計画の米国担当部分を主導していたのである。

オール・オブ・アスで作られる米国の遺伝子データベースは大規模なものになるだろうが、出遅れた感は否めない。英国版のUKバイオバンク(UK Biobank)はすでに10年前に始動しており、主に中年の英国人50万人分のデータを収集して研究者に活用されている。

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