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アスキー・ジャンク部リターンズ第243回

SNSで話題のおにぎりを商品化:

ローソンストア100「悪魔のおにぎり」食べすぎて後悔したい味

2018年09月12日 17時00分更新

文● モーダル小嶋/ASCII

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どうぞ私に自己紹介をする許しをくださいませ。私は悪魔のおにぎり……

「悪魔のおにぎり」
ローソンストア100
9月12日発売
108円
http://www.lawson.co.jp/lab/store100/art/1341482_7419.html

天使のような悪魔のおにぎり
この街(ローソンストア100)にあふれているよ

 「私の前では、丁重さと、思いやりと、趣味のよさを示せ。しっかり身に付けた礼儀正しさのすべてを発揮しろ。さもなくば、私はお前の魂を滅ぼしてしまうぞ……」と、悪魔的なおいしさでせまってくるおにぎりがある。

 ローソンストア100から9月12日に発売された、その名も「悪魔のおにぎり」。価格はもちろん108円。SNSなどで話題になった、天かす、めんつゆ、青のりなどが混ぜ込んであり、どんどん食べてしまう「悪魔的なおいしさ」というおにぎりを再現したものだ。

悪魔だからといってこのパッケージデザインは違う気もするけど
1個あたり205kcal
見た目はちょっと地味かも

 悪魔のおにぎりとはなにか。基本的に、天かすにめんつゆをかけてしっかり吸わせ、それとご飯を混ぜ合わせてから好みの具を投入して握ったものだ。SNSでは「たぬきおにぎり(たぬきむすび)」とも言われる。これが悪魔的なおいしさだというので、悪魔のおにぎりという名称の由来になっているそうな。

 「クックパッド」などで検索すれば大量にレシピが出てくるし、YouTubeで検索すればゴシック体の文字が踊るサムネイルとともにYouTuberが「作ってみた」動画が山ほど出てくる。ここ最近で急に生まれたわけではなく、存在自体は昔から知られていたようだけれど、SNSで火が点いてみんながアレンジレシピをどんどん発表しているニュアンスだ。

 ローソンストア100の場合、かつおの風味のめんつゆで炊いたご飯に、イカ天かす、青ネギ、青のりを混ぜ合わせている。「食べ過ぎが気になるのに止まらない」という後ろめたさも含めて夢中になってしまうとうたう。1個108円なので、たしかに食べすぎてもよいかもしれない価格といえる。「フハハハハ! 3個買っても10万324円!」と悪魔のモノマネをしながら購入してしまった。

手のひらサイズといった大きさ

 さっそく食べてみると、一言で言えば、かやくご飯的な味わいといおうか。やや味が濃く、いかにもコンビニのおにぎりという感じだ。めんつゆの風味に、天かすの食感と青のりの香りがキッチリ主張する。かなりジャンクな味わいで、「悪魔的なおいしさ……ッ!」とつぶやきたくなる風情。マヨネーズなどをかけるとかなり止まらなくなりそうな気配があるし、「食べ終えたカップめんのスープに入れちゃったりして……」みたいなよからぬ考えも脳裏をかすめたりする。

中に具材が入っているわけではないけれど、味がしっかりついているので、食べてみてさびしい感じはない

 ただ、一方で、これは自宅である程度の量のご飯を作ってから、罪悪感を覚えるほどの量をいっぺんに握ってこそなのではないか、という気もしてしまった。108円でぜいたくを言うつもりもないのだけれど、コンビニのおにぎりとして食べると、普通の味のおにぎりを1個食べたという体験でおさまってしまうというか……「まあ、おいしいね」で終わってしまう気分にならなくもない。悪魔というより小悪魔レベルだろうか。外見はキラキラでもアゲアゲでもない、茶色な見た目なのだけれど。

 「やめられない止まらない、悪魔的だ、フハハハハ! インスタにアップする写真を撮るときはフジカラーで写そう!」みたいなテンションで食べるには、決して悪くはない。だけど、“悪魔的”な誘惑を味わいたいなら、自作が一番よいのではないか、食べ切れるのかなと不安になる量を作ってひょいひょいと口の中に運んでみたいな……と考えたりもする。その点では、いまいち悪魔になりきれなかったかな、と感じました。おいしいんだけどね。




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