3月10日にソニーから複数のヘッドフォンが一斉にリリースされた。
同社主力となるMDRシリーズの最新モデル「MDR-1AM2」(実売価格 3万2000円前後)やノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスヘッドフォン「WH-CH700N」(同2万円前後)など、注目モデルが多かった。
ただ、その中で筆者が一番印象に残ったのは上記のモデルではなく「WH-CH400」という耳載せ型のヘッドフォンだった。
実売価格は5800円前後。Bluetoothヘッドフォンでこの価格なので、低価格モデルの部類に入るわけだが、試聴したところ、かなりいい音だったのだ。
特徴的な部分は、約107gと軽量ながら最大20時間の再生が可能なバッテリーを内蔵するところ。また、本製品は正確には“ヘッドセット”であり、ハウジング部にマイクを内蔵。スマホと接続すれば通話が可能なほか、SiriやGoogle音声アシスタントの起動もできる。
対応コーデックはSBCのほかAACにも対応し、NFCによるペアリングができる。マルチペアリングにも対応しており、最大8台までの機器を登録可能だ。
なお、有線接続には対応しておらず、充電中は使えなくなる。バッテリーが切れたら完全に使えなくなるのでこまめな充電が必要だ。