セキュリティカンファレンス「Black Hat Europa 2017」のサイトにて、10月16日、無線LANの暗号化方式の規格「WPA2」に脆弱性が発見されたと報告され、ネットを中心に話題になっている(報告はこちら)。
報告主は、ルーヴェン・カトリック大学でネットワークプロトコルなどを研究しているMathy Vanhoef氏。WPA2に脆弱性があることを発見、実験によってセキュリティーを突破できたという。プロトコルレベルの脆弱性のため、正常にWPA2を設定している端末でも影響があるとしている。具体的にどのような攻撃が可能なのかは、ターゲットとなる端末の設定によって異なるという。
Mathy Vanhoef氏は脆弱性の詳細については今後発表すると述べている。
I didn't expect that many reactions already. I'll reply to questions and mails after the embargo ends - it's there for a reason.
Mathy Vanhoef (@vanhoefm) 2017年10月15日