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最初に買うならコレといえる1万円以下の完全ワイヤレスイヤフォン「AIR TWIN」

2017年08月26日 12時00分更新

文● 四本淑三

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 1万円を切るトゥルーワイヤレスイヤフォン、なんと充電ケース付きでついに登場! Yell Acoustic(エール・アコースティック)の「AIR TWIN」という製品で、国内の販売店では9800円で売られている。

 これまでにも国内一般流通品で1万円を切る製品はあった。が、どれも充電ケースは付属しなかった。この製品のウリは充電ケース付き、しかも2800mAhという大容量バッテリーを内蔵している点にある。カテゴリーの製品の低価格化が進んでいることの証だ。

 Bluetooth 4.1準拠で、対応コーデックはSBCのみ、ヘッドセットとしての利用も可能。カラーはレッド、ブラック、ホワイトの3色。しかし、決して安かろう悪かろうの製品ではなかった。8月7日から販売の始まった製品を実際に使ってみた。

エントリークラスながらパッケージは立派。ロゴマークは心なしかオーディオテクニカに似ているような気もしないではない

日本国内での扱いはロア・インターナショナル。付属品はバッテリー内蔵充電ケース、シリコンイヤーピースS・M・L、低反発イヤーピース(表面がラバーでコーティングされたタイプ)、充電用microUSBケーブル、そして日本語による取扱説明書

ポップなデザインで使い勝手◎

 充電ケースが内蔵する2800mAhというバッテリーは、小さなモバイルバッテリークラスの容量。実際に出力用のUSB端子も付いていて、スマートフォンなどの充電にも対応する。

 このケースのデザインがユニークだ。マットな樹脂素材で、サイズや形状はちょうど月餅のような感じ。機能的におもしろいのはケースのカバーが回転式になっていること。

 カバーには切り欠きがあり、左に回しきるとイヤフォン充電端子が現れ、右に回しきるとUSB端子が現れる。USBケーブルを接続して充電している際には、カバーで保護され、イヤフォンの脱落を防いでくれる仕組み。

イヤフォン充電端子側。イヤフォンと充電用接点はマグネット吸着式で、逆さにしてもイヤフォンは脱落しない

カバーを回転させると逆方向に充電/給電用のUSB端子と電源ボタンが現れる。ケースの充電状態をモニターするため、底部に4点のLEDがある

 また、左右中間位置にはクリックストップもあり、その位置でカバーを止めると切り欠きが横を向き、イヤフォン充電端子とUSB端子の両方をカバーしてくれる。携帯時にこのポジションにしておくと、イヤフォンの脱落もUSB端子へのゴミの侵入も防げるというわけだ。

 ちなみに左右イヤフォンを収納した状態でのケース重量は、実測値で112g。398mAhのバッテリーを内蔵したAirPodsの充電ケースは、左右イヤフォン収納状態の実測値で46.6gだから、バッテリー容量の大きさと引き換えに、それなりに重い。

クルッと半分してクリックストップの位置で止めると……

携帯時のフルカバーポジションに

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