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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第493回

猫のあくびは連続写真で楽しもう! 口全開の瞬間を激写するコツ

2017年01月27日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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猫3匹のあくび姿を連続で!

 連続して撮ったあくびから3匹お届けしたい。

 1匹目は黒猫。

 駐輪場の奥にいたので、タイヤの隙間からそっと望遠で顔を狙ってたら、あくびの前兆が表れたのである。

 カメラを連写モードにする余裕はなかったので、パシャパシャと手動で連写。

 下あごがちょっと開いて中で舌がくるんとなってる瞬間がたまらん。

アクビ途中の顔。ピンクの舌がくるんとなってるのがチャームポイントだ(2015年8月 キヤノン Powershot G3 X)

アクビ途中の顔。ピンクの舌がくるんとなってるのがチャームポイントだ(2015年8月 キヤノン Powershot G3 X)

そして口全開。きれいなS字を描いた舌と立派な犬歯(2015年8月 キヤノン Powershot G3 X)

そして口全開。きれいなS字を描いた舌と立派な犬歯(2015年8月 キヤノン Powershot G3 X)

 次はふさふさした長毛系の公園にいた猫。

 ちょっとアゴを引いてふぁーーっとアクビした瞬間、顔をこっちに向けてくれたので連続で見ると楽しい。

ここがあくびのピークか、と思いきや……(2016年10月 富士フイルム X-T2)

ここがあくびのピークか、と思いきや……(2016年10月 富士フイルム X-T2)

大口を開けたままこっちを向いてくれたのだった。ああ、犬歯がちょっとヤバい(2016年10月 富士フイルム X-T2)

大口を開けたままこっちを向いてくれたのだった。ああ、犬歯がちょっとヤバい(2016年10月 富士フイルム X-T2)

 そして最後は一番のお気に入りあくび。

 民家の窓の庇の上に猫がちょこんと座ってたのである。

 お、庇に猫がいるとカメラを向けたら、すっと背筋を伸ばしたままこちらと目が合って、やあと挨拶したら、いきなりあくびをはじめたのだ。

 そのときの、こちらから目線を外さないようにがんばりつつ口をかぱーっと開き、でもピークでは思わず目を閉じちゃう的な姿が可愛かったのである。

 個人的には2枚目がツボ。

あ、むずむずしてきた。あくびしたい、というときの無表情(2016年9月 パナソニック DMC-TX1)

あ、むずむずしてきた。あくびしたい、というときの無表情(2016年9月 パナソニック DMC-TX1)

顔はそのままにアゴだけが下にぐわーっと広がっていく瞬間。この顔がなんかラブリーで好き(2016年9月 パナソニック DMC-TX1)

顔はそのままにアゴだけが下にぐわーっと広がっていく瞬間。この顔がなんかラブリーで好き(2016年9月 パナソニック DMC-TX1)

そしてあくび全開!(2016年9月 パナソニック DMC-TX1)

そしてあくび全開!(2016年9月 パナソニック DMC-TX1)

 そんなわけで、猫のあくびは連続写真で楽しめ、でした。

 そうそう、あくびを終えて口を閉じた瞬間の顔もなかなかお間抜けな感じがたまらなくてお勧めです。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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