リコーは1月26日、同社ミドルクラスにあたるデジタル一眼レフ「PENTAX KP」を2月23日に発売すると発表した。ラインナップはボディーのみで、予想実売価格は13万円台後半。
APS-Cセンサーを採用する機種であるが、新型イメージセンサー(2432万画素、ローパスレス仕様)の採用や、同社フルサイズ一眼「PENTAX K-1」と同じ画像処理エンジン(PRIME IV)+アクセラレーターユニットを搭載することで高速化と高画質化を両立。
特に感度設定はISO 819200まで設定でき、手持ちでの夜景撮影も可能となっている。連写は最大7コマ/秒。
そして、幅131.5×奥行き76×高さ101mmというコンパクトな本体サイズも特徴。しかも防塵・防滴構造でマイナス10度までの耐寒性も持ち合わせる。重量は本体のみで643gとなっている。
センサーシフト式のボディー内手ブレ補正「SR II」を内蔵し、最大5段分の補正効果を得られる。センサーを動かすことで超解像処理を行なう「リアル・レゾリューション」やローパスフィルターの効果が得られる「ローパスセレクター」、微細な画角の調整が可能な機能なども利用できる。
このほか、電子シャッターとメカシャッターの切り替えが可能となり、電子シャッター時は最高1/24000の高速シャッターが可能となっている。
AFシステムには「SAFOX 11」を採用。動画撮影はフルHD解像度となる。