「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」を1週間ほど試すことができた。
iPhone 7とiPhone 7 PlusはiPhoneのこれまでの「弱点」を克服し、満足度の高い製品に生まれ変わったように思う。
iPhone 7と一緒に風呂に入ってみた
iPhone 7とiPhone 7 Plusを手にして、まず試したのが防水性能だ。スペック的にはIP67として、防塵、さらには30分間、水に浸けておいても大丈夫とある。
実際、長い間、水に浸すことはないが、試しにiPhone 7と一緒に風呂に入ってみた。
湯船に浸かりながら、iPhone 7でYoutubeを見てみたが、とても快適だ。ここぞとばかりに、iPhone 7を湯船に落としてみたが、ちゃんと動いている。湯船からすくい上げたところ、音がこもった状態になってしまった。どうやら、スピーカー部分に水滴がつき、音を遮断しているようだった。そこで、iPhone 7を振り、水滴を払うことで、元どおりの音になった。シャワーを当てると、水滴によって、勝手にアプリが起動したりする。どうやら水滴をタッチしていると判断しているようだ。また、画面に水滴が付いていると、指での操作が上手くいかないことが多い。このあたりは従来からある防水タイプのAndroidスマホと変わらないだろう(最近は、画面が水滴で濡れても誤操作しにくいタッチパネルも出てきているが)。
これまで、風呂でiPhoneを使うには防水ケースに入れたりしていたが、iPhoneをそのまま持ち込めるのはかなり便利だ。iPhoneを使うシーンがさらに増えることだろう。もちろん、本体が濡れた状態で充電したり、SIMカードの抜き差しをするのは故障の原因になりかねない。充電する場合はよく乾燥させる必要がある。
iPhone 7とiPhone 7 Plusを持って、街に出てみた
iPhone 7とiPhone 7 Plusを持って、街に出てみた。もちろん、試すのはカメラだ。
iPhone 7 Plusはデュアルレンズになっており、広角と望遠のカメラが備わっている。
シャッターボタン近くに「1x」という表記があり、その部分を1回押すと「2x」となり、さらに指をずらすと最大10のデジタルズームとなる。もちろん、「1x」の状態から指をずらすと、こまかなズームになり、自由に画角を決められる。2倍ズームは広角なので、画質を損なうことなく、被写体の寄れるのはかなり便利だ。
また、光学手ぶれ補正はiPhone 7 Plusだけでなく、今回、iPhone 7も対応した。サンフランシスコで、街中を走るケーブルカーを撮影してみたが、きちんと撮れているような気がした。このあたりも手ぶれ補正が効いているものと思われる。
今までのiPhoneでもカメラを多用していたが、これからはさらに撮影する場面が増えていきそうだ。
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