毎日仕事が忙しいのに、まさか「ポケモンGO」にハマるワケがない!」と言いつつ、筆者は日本でのリリース初日からどっぷりとハマり中。今もなおやり続けてますが、みなさんはいかがでしょうか?
筆者が住んでいる地方はアイテムを補給できる「ポケストップ」と陣取り場となる「ジム」の数が少ないのですが、それでも「歩きたい! 外出したい!」と、なんとも言えない衝動に駆り立てられます。ひとつのポケストップに向かって歩き出したかと思えば、さらに次のポケストップへと、最初はほんの少しのつもりだったのに歩くわ歩くわ。
「SmartBand」を身につけた時は、せっかく記録が残せるんだし歩くしかないとは思ったものの、なかなか重い腰を上げなかったのにものすごい変わりようです。目的がはっきりすると 今までめんどうだと思ったこともできるようになるものです。
ということで、改めてXperiaで「ポケモンGO」をプレイするだけではなく、ウェアラブルデバイスを身につけて日々の歩数やカロリーを記録しましょう。
前回は「SmartBand SWR10」をご紹介したので、今回は心拍数も計測できる「SmartBand 2 SWR12」を使ってみます。
「SmartBand SWR10」「SmartBand 2 SWR12」とも、本体部分は“コアユニット”と呼ばれるプラスチック製の小さな装置で、サイズもタテヨコはピッタリ同じかつ同じカタチです。
加速度センサーを内蔵してるのは共通で、違いは「SmartBand 2 SWR12」は心拍センサーも内蔵しており、センサーの部分だけ高さが増しています。ちなみに、どちらもIPX5/8相当の防水、IP5X相当の防塵性能があります。
使い方ですが、基本的には「SmartBand SWR10」もしくは「SmartBand 2 SWR12」を腕に装着して歩くだけです。
これで「ポケモンGO」をプレイ中に加速度センサーで歩数や移動距離を記録して、スマホに活動を蓄積。“Lifelog”アプリで、歩いたり走ったりした活動量を可視化できます。 ちなみに、自転車や電車への搭乗、睡眠時間、スマホで写真を撮った記録、音楽鑑賞といったログもすべて残ります。
“Lifelog”アプリは、時系列順にアクティビティーを確認できる“ジャーニービュー”が画面の上半分に表示されます。自キャラ(アバター)も背景もカラフルで、ちゃんと歩いたり走ったりするほか、アプリやアクティビティーを示すアイコンも活動時間で時系列が横長に伸びていくため、ログの視認性が高く視覚的にも楽しいつくりになっています。
画面の下半分に表示された活動情報を表わす“ダッシュボード”をそれぞれタップすると、消費カロリー、睡眠、ウォーキング、ランニング、SNS、カメラ、音楽、動画、ゲーム、読書、インターネットといったログを、1日、1週間、1ヵ月、1年といった単位で切り替えてチェックできます。
メニューの“位置情報”からは、マップ画面で実際に「ポケモンGO」をしながら移動したルートも移動手段も色分けで表示され、自分の行動が客観視できるのが楽しいです。
「SmartBand 2 SWR12」は心拍センサーによる心拍数のほか、ストレスレベルも“Lifelog”アプリでチェックできます。心拍数とストレスレベルを時間単位で視覚化できるのはもちろん、睡眠中やウォーキングの最中に心拍の変化も確認可能。日々の生活の中で、なにをしているときにイライラしている(ストレスレベルが高い)かがわかります。
健康面にまつわる機能もあり、長い時間体を動かしていないときに「SmartBand 2 SWR12」がブルブルと震え、LEDが点灯して知らせてくれます。そんな場合は、早速ポケモンを探しに外に出かけましょう。
唯一の弱点は、バックグラウンドで心拍を記録し続けることもあり“常にオン”に設定しておくと、1日半くらいでバッテリーが切れてしまうこと。
回避策としては、電池残量が少ない時に心拍の記録を無効にする“STAMINAモード”を使うと、バッテリーがなくなりかけた時に心拍のログを記録できないにしても、ほかの歩数やカロリーのログまでも記録できないという事態は防げます。
ログを記録する以外にも便利なのは通知機能。Xperiaにメールや電話着信、SNSの通知がくるとブルブルとバイブでお知らせしてくれます。朝眠りが浅くなった時間帯あたりに振動して起こしてくれる“スマートウェイクアップ”も目覚ましとして便利。「SmartBand 2 SWR12」とXperiaが離れてBluetooothの接続範囲外になると、振動してお知らせしてくれます。
贅沢を言うなら「ポケモンGO」アプリに通知機能が連動してくれさえすれば……。ポケモンが近づいたらブルブルっと震えてお知らせしてくれれば、超必須アイテムになるのでは、と思います。ぜひこの機能は搭載してほしいですね!
当たり前といえば当たり前ですが、どちらもコアの基本サイズは同じなので「SmartBand 2 SWR12」に「SmartBand SWR10」の別売アクセサリー「リストバンド(SWR110)」が流用できます。
「SmartBand 2 SWR12」の標準バンドはロック部分がガッチリと固定されるため、いざ外すという際にめんどうに感じることもあります。脱着がラクなリストバンドはかなりオススメです。
「ポケモンGO」のおかげで1日の歩数が増えているのは間違いなく、「SmartBand 2 SWR12」を装着するとゲームを楽しみながらも、ちょっぴり健康的なコトをしてるという前向きな気持ちにもなれます。もはや必須アイテムといってもいいかもしれません。
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