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魅惑のXperia周辺機器 ― 第13回

ハイレゾ&ノイキャンのヘッドセット「MDR-NC750」:Xperia周辺機器

2016年08月07日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

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 Xperiaシリーズは、カメラ機能もさることながら、オーディオ機能も進化してきました。そのオーディオ機能でもトピックとしてあげられるのが、周囲の騒音を限りなく抑える「ノイズキャンセリング機能」と、CD音質を上回る「ハイレゾ音源」に対応したことです。

 この2つの機能を体験するには、ノイズキャンセリングに対応したイヤフォン、もしくはハイレゾ音源に対応したイヤフォンがそれぞれ必要でした。同時に両方が使えたらいいな、とは思いましたが、まさかそんなのはムリだとも思っていました。

 ところが、突如「Xperia Z4」シリーズを境に、ハイレゾ音源とデジタルノイズキャンセリングの両方に対応したヘッドセット「MDR-NC750」と組み合わせると、ノイズキャンセリング機能を維持しつつ、ハイレゾ音源の楽曲を楽しむことができるようになってしまいました。

 現時点で両方の機能を同時使用できるモデルは「Xperia X Performance」「Xperia Z5」「Xperia Z5 Premium」「Xperia Z5 Compact」「Xperia Z4」「Xperia Z4 Tablet」です。

 「MDR-NC750」はシンプルなインナーイヤータイプのヘッドセットで、コード長は1080ミリで重量は15グラム。ブラックとホワイトの2色のカラーバリエーションがあります。9ミリのドライバーユニットは5Hz~40kHzまでの広帯域の再生が可能で、いわゆるハイレゾ音源に対応するヘッドセットです。

 イヤーピースは、耳のサイズに合わせてL、M、Sの3種類が付属。機能的にはとてもスグレモノなのに、ケーブルを触ると入るタッチノイズが気になるところもあるので100%万能、とまでは言い切れないのが惜しいところです。

 ハイレゾ音源はまだそんなに持ってない、という場合でもXperiaはMP3やAACといった圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」機能も備えています。設定もカンタンで、オーティオ設定から「DSEE HX」をオンにするだけ。今まで集めてきたコンテンツをより高音質で楽しめます。

 「MDR-NC750」のハウジングの後ろにある穴がマイクになっており、ここから周囲の騒音を拾って、その騒音を打ち消す逆位相の波を発生させることで騒音をカットします。

 ふだんXperiaを使っていても目にすることはありませんが、ノイズキャンセリングに対応したヘッドセットを装着すると、Xperiaの設定項目に「ノイズキャンセル」機能が出現します。

 ノイズキャンセリングの設定では、用意したヘッドセットあるいはヘッドフォンと同じプリセット設定を合わせることで最適化されるので、きちんと合わせておきましょう。

 「ノイズ環境設定」では、「電車・バス」「航空機」「室内」といった具合に、利用する環境に近いものを選ぶと、より効果的に周囲の騒音をカットしてくれます。「ハイレゾ音源のイイ音を聴きたい」と思っても、それ以前に電車やバスの中で周囲の雑音に邪魔されてしまうと意味がありません。ノイズキャンセリング機能で少しでも静かに音楽に集中できる状態で聴けるというのは、とてもありがたい機能です。

 ヘッドセットというからには、Xperiaとつないでハンズフリー通話もできます。しかもXperiaと連携して「MDR-NC750」の左右にある2つのマイクから集音される音声と周囲のノイズを分離し、音声のみ取り出すという音声処理技術によってノイズを最大約20dBも低減。ハンズフリー通話の際にもキレイな音声で会話できます。

 今までハイレゾ音源とノイズキャンセリング機能、どっちを優先するべきかと悩ましかったところに、「MDR-NC750」ひとつで両方の効果を同時に堪能できるようになるので一石二鳥。ハイレゾ音源を楽しむヘッドセットとしては入門用としてもリーズナブルなので、これからハイレゾを体験したいというユーザーにもオススメです。


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