楽天は都内で発表会を開催。今日9日から、定額制の電子雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」の提供を開始することを発表した。料金は月410円、または年3888円。
楽天マガジンは、ファッション、ビジネス、グルメ、トラベルなど11ジャンルから、約200誌の雑誌が登録。雑誌単位で読むことはもちろん、独自のキュレーションサービス「記事まとめ」により、読者が興味のあるトピックについて、複数の雑誌から要約をまとめて提供される機能も用意されている。
現在はAndroid/iOS用のアプリが用意されており、そこから閲覧が可能。申し込みから31日間は無料で利用できるほか、10月31日までは楽天スーパーポイントが100ポイントプレゼントされるキャンペーンも展開される。
電子雑誌読み放題サービスは、ドコモの「dマガジン」が先行して提供。160誌以上の雑誌があり、料金は月432円。Android/iOSのほか、PCのウェブブラウザーからの閲覧にも対応している。
将来的には広告モデルの導入も計画中
発表会では、同社デジタルコンテンツカンパニーシニアマネージャー 糸山尚宏氏が、楽天マガジンの特徴を紹介。前述のキュレーションサービスのほか、今後の展開として、ウェブサイトのように文章だけを読みやすくする「テキストビューワー機能」、楽天マガジンの雑誌を楽天Koboや楽天ブックスで購入可能にする連携機能、また広告モデルによる収入などを検討しているとした。
またゲストとして、タレントの小島瑠璃子さんも登場。スポーツ雑誌からファッション雑誌、グルメ雑誌など広く読んでいるとか。楽天マガジンを使った感想としては、ページのサムネイルが表示されるのが便利と感じたとか。