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日本のような地震国で使い物になるものかどうか確かめてみるのも重要な気がする

スマホ&クラウドパワーの地震速報アプリ「MyShake」が日本語化

2016年05月23日 16時30分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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MyShake

 ユーザーのスマホで地震の揺れを検出、データを集めて解析することで地震速報を通知するアプリ「MyShake」が5月22日より日本語化されている。

 MyShakeは カリフォルニア大学バークレー校地震研究所が開発したスマホアプリで、スマホに内蔵されている加速度センサーで地震の波を捉え、検出データをクラウドで集めて解析、震源地や規模を推測して地震速報を出すというもの。もちろんスマホなので持ち歩いている時間も多く、そのような状態では地震の揺れは拾えないが、一定数のスマホが机に置かれていれば十分精度の高い速報が出せるという。英語版では既に17万人のユーザーが使用し、公開以降複数の地震の検出に成功している。

世界中に広がっているMyShakeユーザー(日本はまだまだ)

 本来は高度な地震検出・速報システムがない米国で作られたアプリ。日本では気象庁を中心とした地震早期警報システムが存在するため、わざわざ日本語にローカライズしてもらわなくても間に合っていると言えなくもない。しかし、日本のように地震が頻発する地域でユーザーが増えれば、スマホが検出する揺れと実際の地震との比較や検証が蓄積され、将来的には地震の検出精度が上がるかもしれない。

 アプリの機能としては、地震の揺れ検出や速報だけでなく、最近・過去の地震データの閲覧、防災知識などが含まれている。対応機種はAndroidで利用は無料。iPhone版(名称は「MyQuake」)や他の言語バージョンも予定しているという。

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