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Xperiaヒストリー ― 第14回

Firefox OSも入る小型端末「Xperia E/E Dual」:Xperiaヒストリー

2016年01月30日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

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 2013年のスマホは「Xperia Z」や「Xperia Z Ultra」に代表されるように、ディスプレー大画面化の年でしたが、国内では「Xperia Z1 f」というコンパクトモデルが投入されていました。

 「Xperia Z1 f」はコンパクトと言いいつつも、4.3型ディスプレーで中身も高機能な部類の端末でした。一方で、海外モデルに目を向けるとリーズナブルなコンパクトモデルとして「Xperia E」と「Xperia E Dual」が登場しました。

 「Xperia E/E Dual」のディスプレーサイズは3.5型と小さく、61.8×11×113.5mmと手の中にもすっぽり収まるサイズで、重量115.7gと軽いのが特徴です。Xperiaというと、かつての「Xperia mini」などに代表されるコンパクトモデルには魅力を感じてしまいます。

 ただし、あくまでもエントリー向けのモデルなのでスペックは当時でもそこそこレベル。外観もそれなりなのはお約束です。プロセッサーに、クアルコムの「Snapdragon S1」(MSM7227A、1.0GHzシングルコア)で、メモリー512MB、内蔵ストレージは4GB。OSは、Android 4.1(Jelly Bean)です。

 デザインテイストは「Xperia AX」や「Xperia V」に近く、本体からディスプレー面が一段浮いたように見えるツーブロック構造で、バックキーやホームボタンが独立したタッチキーになっています。インカメラは備わっていません。本体の下部分には光る通知ランプがあるので、ここが目を惹く要素です。

 本体は、背面がほんのり沿ったアークデザインとなっています。また、シングルSIMモデルの「Xperia E」のカラーはブラック、ホワイト、レッドカラーで、デュアルSIMモデルの「Xperia E Dual」はブラックとゴールドと分かれています。

 「Xperia E Dual」は本体背面にテクスチャーが入った触感のあるボディーなのですが、“あくまでもエントリーモデル”なので、素材の樹脂感からとってもプラスチッキーな印象は否めません。

 本体背面のメインカメラは320万画素、側面にはちゃんとXperiaシリーズの意匠となっている電源ボタンにボリュームキー、シャッターボタンがあります。

 インターフェースはヘッドホン出力とmicroUSB端子です。microUSB端子はそのまんま見えてるので抜き差ししやすいのはやっぱりいいですね。ただ、すっかりXperiaに定着してしまった防水機能や防塵機能が備わっていないため、間違っても水につけたりしないように気をつけないといけません。

 そして、当時の定番ともいうべき仕様ですが背面をスライドさせると背面カバーが外れます。バッテリーは交換できるタイプなので、いざとなったら予備バッテリーに付け替えられます。デュアルSIMモデルなので、標準タイプのSIMカードが2枚挿せるようになっているのも特徴です。

 3.5型ディスプレーは小さいはいいのですが、解像度が320×480ドットしかありません。

 同時期に登場した「Xperia Z」がフルHD(1080×1920ドット)になってスゲー! と歓喜していたタイミングなので、そのつもりで「Xperia E」の画面をみるとさすがに粗が見えてしまいます。しかし、エントリーモデルという事を踏まえても、小さく内ポケットやズボンのポケットにもスッポリ入り、 通話含めてちょっとしたアプリをササっと使うというスタイルであれば、特に不便なく使えるガジェットと言えます。

ちなみに「Xperia E」は、ソニーモバイルからFirefox OSのROMが公開されたことでも有名な機種でした。お約束で一部の機能が使えなくなるというハードルもありましたが、一部のマニア層では「Xperia E」を買ってFirefox OS端末化して遊べるというおもしろ要素もあって、別の意味でも十分に遊んで元がとれる機種でもありました。


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