Android版「Fleksy」で日本語が打てるように!
ギネスレベルの高速文字入力アプリ「Fleksy」が日本語に対応 KDDI研究所が協力
2016年01月21日 11時00分更新
KDDI研究所は米国Fleksy社と共同開発し、文字入力アプリ「Fleksy」の日本語版をリリースしました。Android 4.1以降対応で、インストールは無料、キャリアを問わず利用できます。
独自のジェスチャー操作UIと
誤入力自動補正機能が特徴的
Fleksyは米国生まれの文字入力アプリで、ジェスチャー操作UIと誤入力自動補正機能によって非常に高速に文字を入力できます。実際に、2014年にニューヨークで行なわれた最速文字打ち込みのギネス記録の樹立(26語の英文を18.19秒で入力)には、このFleksyが使われています。
Fleksyのジェスチャー操作UIは、キーボード上の横帯の部分をタッチすることで、より高速に文字変換が可能になる仕組み。たとえば、横帯の部分で上下にスワイプすれば変換候補の切り替えができ、右から左へスワイプすれば削除、左から右へスワイプすれば語句を変換できます。
さらに、誤入力自動補正機能によって、たとえば「へききです」→「平気です」、「あたらきいあぶりを」→「新しいアプリを」というように、入力した文字に打ち間違えがあっても正しい語句に変換してくれます。また、日本語はQWERTYキーとテンキー(フリック)のレイアウトが提供されます。
なお、この強力な自動補正機能は入力されている文章を解析してレコメンドするのではなく、あくまでも一般的に「間違える傾向」と「押したキーの始点」を認識することで実現しており、その精度はKDDI研究所の文字入力や自然言語解析の技術が生かされているとのことです。
KDDI広報部によればiOS版への日本語提供は時期未定のものの検討中とのことです。現状のところ、au以外のユーザーでも無料で利用できるので、Androidユーザーの方はぜひ使ってみてください。