沈胴式の新レンズを採用
EOS M10の画質をチェック!
今回使用したレンズは、本機と同タイミングでリリースされた「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」。標準ズームキットに含まれる、小型・軽量化された新しいズームレンズだ。
新レンズはマウントがプラスティック製になり軽量化されているほか、沈胴式の鏡筒を採用することで収納時にはコンパクトになる。35mm判換算で約24~72mmに相当し、収納時の長さは44.5mm、重量は約130gとなる。なお、従来の「EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM」は35mm判換算で約29~88mmに相当したが、長さは約61mmで重量は約210gと長く、重かった。
感度別撮影サンプル
ノイズはISO 800あたりから出はじめ、目立ってくるのはISO 6400を越えたあたり。同様にISO 6400くらいからディテールへの影響が出はじめてきている。
わずかではあるが、ISO 800くらいからディテールへの影響は出はじめているので、精細さを重視するならISO 400までにしておくのがいい。
カメラのポジション的にあまり求められてはいないだろうが、高感度特性はあまりいい方ではない。
見た目も含めてオシャレに気軽に楽しみたい人におススメ
基本的な機能は従来機に準拠しており、シーン自動認識機能を持つ「シーンインテリジェントオート」を中心にマニュアル機能も搭載している。
フルHD動画の撮影機能や静止画を撮るときにシャッターを押す前4秒間を動画で記録し、1日分が自動的に繋がる「プラスムービーオート」やエフェクト系の機能など、日常を気軽に楽しめる機能を搭載。ちょっとカメラをオシャレに着飾りたい人など、気楽に高画質な写真を楽しみたい人にはおススメだ。
(次ページに続く、「視認性のいいEVFと便利な2つのダイヤルが◎ オリンパス E-M10 Mark II」
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