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前田知洋の“タネも仕掛けもあるデザインハック” 第65回

アクセスの伸びる写真 ドミナントカラーって何?

2015年05月08日 09時00分更新

文● 前田知洋

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 ネットで話題になった選挙ポスターの全裸写真。一方では、ポスターの顔を修正しすぎて、有権者に「別人!」なんてクレームも起きています。まぁ、この辺りはフォトショップの功罪なのか、被写体のナルシスト指数の問題なのか筆者にはわかりません。

 しかし、ブロガーはもちろんのこと、普通の人でも「文字は修正する」けど「写真は修正しない」はアンバランスだと筆者は思っています。もしかしたら、筆者が取材を受けたり、テレビに出演しているからかもしれませんが…。

人物編
顔写真、男はせめて「テカリ」はとる

 僕らが何気なく投稿するFacebookやツイッターでも「どうして、この写真をプロフィールに選ぶのかなぁ…」なんて思うこともよくあります。必ずしも写真スタジオやプロの写真家に撮影してもらう必要はありません。スマホなどで気軽に撮影したスナップ写真でも、ポイントは顔のテカリをとること。

テレビ収録中の一コマ。よく働くので頬の左側がテカってます(笑)

 この作業、フォトショップなどの本格アプリも不要。難しい操作はなく、1~2分で完了します。筆者はAppleの新しいアプリ「写真」の「編集」から「修正モード(絆創膏のボタン)」を使っています。ブラシを気になる箇所に当て、2、3度クリックするだけです。ただし、顔のシワをとろうと、やりすぎ注意(笑)。

Appleの新しいアプリ「写真」の修正モードでテカリをとる

あとは肌の色くらい…

 写真の顔が、なんか不健康に見える一番の理由は色かぶり。ライトが蛍光灯だと青やグリーンっぽく、白熱灯だと黄色っぽく見えます。Appleのアプリ「写真」、「編集」の「キャスト」のスライダーを動かすと黄色っぽさがとれます。全部の作業とあわせても「修正」は3分くらいで終わります。簡単でしょ。

「キャスト」を調整して、白熱灯による黄色みをとる


 

(次ページ、「30万回以上シェアされた写真!?」に続く)

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