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Arduinoでは難しかったハイレベルな制御が可能になるかも

Raspberry Piがマルチコプターの頭脳となる「NAVIO+」

2015年01月09日 19時17分更新

文● 行正和義

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Raspberry Piベースのマルチコプター・フライトコントローラー「NAVIO+」

 米EMLIDはRaspberry Pi用のフライトコントローラー「NAVIO+」を開発、現在オンラインオーダーを受け付けている。製品出荷は2月5日を予定している。

 Raspberry Pi(A+/B+)の上にセットするボードで、ユーブロックス製GPS、気圧センサー、フラッシュメモリ-などを搭載し、最大13個のサーボ出力(マルチコプターではモーター回転数制御を行う)のほか、UART、SPI、I2Cの拡張性を備える。

Raspberry Piの上にセットした「NAVIO+」。Raspberry Pi本来のコネクタ類が飛行時にはデッドウェイトになるがやや残念

 フライトコントローラーは加速度センサーやジャイロセンサーなどで機体の傾きを検出し、各プロペラの回転数をリアルタイムに制御するマルチコプターの心臓部。アマチュアや業務用マルチコプターでは学習用ワンボードマイコン「Arduino Mega」をベースとしたオープンソースの「APM(ArduPilotMega)」が多く使われている。APMのプログラムをLinuxに移植するプロジェクトが現在進められており、NAVIO+もAPMを元にしたプログラムをRaspberry Pi上で動作させている。ソースコードやドキュメントが公開され、C++とPythonでプログラムすることができる。

同社が開発用途として提供していた従来製品「NAVIO」。新モデルのほうが基板サイズが大きくインターフェースが充実している

 Arduinoより高速・高機能、I/O数も多いRaspberry Piが利用できるため、完全自律飛行や画像処理による障害物回避、各種機器への接続といった高度なマルチコプター制御が期待される。価格は168ドル、外付けGPSアンテナや電源供給ボードなどのアクセサリが用意される。

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