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業界人の《ことば》から ― 第37回

スマホ率は全体の3/4に、しかし携帯電話機は捨てない

いぜんiPhoneに慎重な姿勢示すドコモ、その背景は?

2013年04月30日 09時00分更新

文● 大河原克行

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今回のことば

「フィーチャーフォンは、これからもずっと出し続ける。音声についても改善をしていく」

(NTTドコモの加藤薫社長)

 NTTドコモは、2013年度の事業方針に、「スマートライフのパートナーへ」を掲げた。

加藤社長は「お客様から見てどういう価値を提供できるかを考えた」と話す

 構造改革による経営基盤強化をベースとし、スマートフォンを中心とした「デバイス」におけるお奨め機種の明確化、Xiによる「ネットワーク」の品質向上、ドコモクラウドを中核にした「サービス」分野でのサービスパックの導入や、dマーケットの拡充に取り組みを通じて、それぞれの分野でユーザーの声を反映することで競争力を強化。

 さらに、モバイル領域においては、スマートフォンによるユーザー基盤のさらなる拡大、新領域においては、クラウドサービスの拡充により、新たな収益源を拡大することを目指す。

 そして、これらの取り組みを通じて、「便利・充実・効率的」「安心・安全」「楽しみ・喜び」という3つの観点から、スマートライフのパートナーを目指すことになるという。

 NTTドコモの加藤薫社長は、「これまでは、モバイルを核とした『総合サービス企業』を目指すとしてきた。しかし、これは企業としての生き方を示したものであった。今回掲げたテーマは、お客様から見てどういう価値を提供できるかを考えたもの。お客様に寄り添って提供する価値が重要になる。アドバイス、マッチング、プランニング、モニタリングという4つの観点から、1人1人にあった提案を行い、生活を支援していく」とした。

事業方針:スマートライフのパートナーへ

 NTTドコモでは、2013年7月1日付けで、スマートライフビジスネ本部を設置する予定だ。

 「ドコモでは初めての本部。サービス提供のスピードアップ、サービス創造および拡大のさらなる推進、新領域8分野(メディアコンテンツ、コマース、アグリゲーションプラットフォーム、M2M、金融・決済、環境・エコロジー、メディカルヘルスケア、安心・安全)の推進とアライアンス強化を担うことになる」という。

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