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既存サービスの30~50%以下の戦略的なプライシングを実現

16年のノウハウを低価格で!アズジェント、サービスに本腰

2013年03月28日 15時30分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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3月28日、アズジェントは日々深刻化する標的型攻撃への対応を強化するセキュリティサービスとして「セキュリティ・プラス」を発表した。「最高水準のセキュリティサービスを低廉なコストで提供」を謳っており、マーケットの裾野を拡げる戦略をとる。

市場を拡げる戦略的なプライシング

 セキュリティ・プラスはアズジェントのセキュリティサービスの新ブランドで、大きくはセキュリティ製品の運用管理を手がけるMSS(Managed Security Service)やペネトレーションテスト、フォレンジックや対策サービス、セキュリティやISMSなどの監査、ソーシャルセキュリティなどから構成される。今回は、その第一弾として顧客のサイトで稼働している機器を24時間365日体制で監視する「セキュリティ・プラス マネージドセキュリティサービス」が発表された。

セキュリティ・プラスの概要

 発表会で登壇したアズジェント 代表取締役社長の杉本隆洋氏は、会社概要とセキュリティ・プラスについて説明した。アズジェントは設立から16年に渡りセキュリティにフォーカスし、コンサルティングやシステム構築などを手がけてきた。製品としては、古くはチェック・ポイントの「Firewall-1」や米国の暗号規制解除前のRSA公開鍵暗号などをいち早く国内で展開。また、「BS7799」をベースとするセキュリティ監査の概念を持ち込んだことで知られている。この数年はサービス事業に先行投資し、マーケットリサーチやサービス開発を行なってきたという。

アズジェント 代表取締役社長 杉本隆洋氏

 こうした背景を受け、発表されたセキュリティ・プラスは、セキュリティ専業の同社のノウハウを低価格で提供するのが大きな特徴。昨今のサイバー攻撃は専門性を増しており、脆弱性やパッチは頻出し、膨大なログは溜まる一方、ユーザー側には解析やリスク管理を行なうノウハウや時間もない。こうした中、セキュリティ・プラス マネージドセキュリティサービスでは、同社の専門エンジニアがセキュリティ機器の運用・監視を行ない、顧客に報告と対策を提言。場合によっては、アズジェント側が顧客の機器の設定を変更し、脅威に対抗する。また、シグネチャの最適化やチューニングなども行なうほか、稼働状態やセキュリティ診断などのレポートも提供する。

 杉本氏は、「今までの商品主体の提供から、運用にフォーカスをあてる時代が来た。16年培ってきたノウハウを集大成し、セキュリティ・プラスに結実させる」と述べ、サービス事業への意気込みを示した。

セキュリティ・プラスの3つの特徴

 価格に関しても、従来の市場価格の30~50%以下で提供され、UTMマネージドサービスの場合、7万4000円/月~となる。人手や調達コストを圧縮したわけではなく、市場を拡げるための“マーケットイン戦略"で、戦略的なプライシングでの提供を目指したという。「顕在化しているのは、特定大企業の70億円くらいのマーケットだが、実際は中小企業まで含め150億円の潜在マーケットがある」(杉本氏)とのことで、セキュリティにフォーカスする顧客のみならず、幅広いユーザーに訴求していくという。

 また、マルチベンダー・マルチカテゴリーでサービスを提供するのも大きな特徴。「過去、2年くらいチェック・ポイント製品のマネージドサービスを手がけてきたが、お客様からはマルチベンダーのサービスを要望されていた」(杉本氏)とのことで、今回発表されたMSSでは、同社が扱ってきたチェック・ポイントやフォーティネットはもちろん、パロアルト、ジュニパー、HPなどのUTMやIPSにも対応する。

マルチベンダーのデバイスに対応

 杉本氏は、「夢物語を語ってもしょうがない。今後、3年で約10億というターゲットは行かせたい」と述べ、サービス事業で現実的な成長を実現していく見込みを示した。

セキュリティ監視のバックアップセンターも公開された

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